この記事は、京都観光行動基準(京都観光モラル)の普及啓発を目的とした業界ワークショップの結果についてお伝えする連載記事です。
第1回:観光モラルについての理解を深める
第2回:課題解決につながるアイデア出し
第3回:事前発表会
第4回:発表会
この記事は、京都観光行動基準(京都観光モラル)の普及啓発を目的とした業界ワークショップの結果についてお伝えする連載記事です。
第1回:観光モラルについての理解を深める
第2回:課題解決につながるアイデア出し
第3回:事前発表会
第4回:発表会
第2回ワークショップで決定した京都観光モラルの普及・啓発ツールのアイデアについて、ワークショップ間で自主ミーティングを開いて頂き、各グループにてアイデアをブラッシュアップして頂きました。第4回はそのアイデアの発表会を予定しておりますので、今回はプレ発表の場とし、グループ間でのフィードバックを目的としました。
プレ発表は各グループ、発表20分・フィードバック10分の計30分とし、以下の通りグループA、B、Cの順で発表しました。
各グループ発表タイトル
京都観光モラルに関するロールプレイング授業
京都市内の小学校高学年の授業向けに、市民、観光事業者、観光客のそれぞれの役割で演じる学習プログラムを提供し、三者三様の感じ方を小学生に体感してもらい、京都観光モラルについて早い段階で勉強する。
コミュニケーションをエコバックで
事業者、観光客、市民、それぞれのテーマカラーを決めて、エコバックを配布。
同じバックを持っていることで、相互に会話が生まれるきっかけとする。
マナーやごみの持ち帰りに関するイラスト、災害時の連絡先などをプリントする。
また、多言語でエコバックを作成することから、外国籍の方も対象に帰国後にも使用していただけるよう仕組みを構築する。
観光地数珠繋ぎスマホスタンプラリーカード
寺社仏閣、観光地、駅などにQRコードのボードを設置し、コードを読み込むことでその観光地のウラ情報(歴史や文化など)を読むことができ、スタンプが貯まる仕組み。さらに近くの観光地情報がポップアップし、興味を持った場所へ歩いて移動してもらい、公共交通の混雑解消にも繋げる。
最後に事務局より、11月4日開催の第4回ワークショップ(発表会)の実施内容についてご説明しました。
最終回となる発表会は、緊急事態宣言も解除されたことから、初の対面開催となります。3グループの中から、審査基準に則って最も京都観光モラルの普及・啓発に適うアイデアやツールを発表したグループを優秀賞として表彰します。そして、優秀賞として表彰されたアイデアを中心に具現化に向けて今後検討を進めます。
発表会では産学官7名の審査員の方々に「的確性」「独創性」「実現性」の3つの観点に沿って、審査していただきます。(順不同・敬称略)
企業名・団体名 | 役職 | 氏名 |
京都大学経営管理大学院 | 教授 | 若林 直樹 |
京都信用金庫 | 常務理事 | 竹口 尚樹 |
京都府旅館ホテル生活衛生同業組合 | 事務局長 | 廣野 貴夫 |
京都国際観光レストラン協会 | 会長 | 荒木 稔雄 |
京都物産出品協会 | 副会長 | 福永 荘三 |
京都市産業観光局観光MICE推進室 | 担当部長 | 北川 健司 |
公益社団法人京都市観光協会 | 事務局次長 | 赤星 周平 |
審査基準
今回のワークショップでは、第2回ワークショップで決定したアイデア案の実現に向けて、ターゲットやコスト、実現性といった観点でより具体的に深堀りして頂き、プレ発表という形で発表をしていただきました。
発表会では今回発表していただいた内容よりもよりブラッシュアップした内容でA、B、Cの3グループに発表をして頂きます。
発表会の様子は、次回の報告レポートで詳細にお伝えしますので、更新までお待ちください。
この記事は、京都観光行動基準(京都観光モラル)の普及啓発を目的とした業界ワークショップの結果についてお伝えする連載記事です。
第1回:観光モラルについての理解を深める
第2回:課題解決につながるアイデア出し
第3回:事前発表会
第4回:発表会