1.目的
当協会では、外国人観光客の増加を背景とした外国人宿泊状況等の推移をタイムリーに把握できるよう、平成26年(2014年)4月以降、京都市内の主なホテルの協力を得て、国・地域別の調査を毎月実施している(データ月報)。※全国で唯一の取組(京都市観光協会調べ)
一方、データ月報は主に「ホテル」を対象とした調査であり、「旅館」における外国人観光客の動向・現状の課題抽出等は調査・分析が進んでいない。そこで、本調査では、「旅館」を対象にした調査を行い、今後の観光客の受入環境整備の推進に向けた基礎資料として広く活用することを目的として、京都市内の旅館に対してアンケート調査を実施した。
尚、現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、京都市内の宿泊客数が減少しているが、本調査は同感染症が顕在化する前の期間を対象とした調査であり、その影響は反映されていない。