・旅行業界向けメディア「Skift」によると、72%のアメリカ在住者は2021年に高い確率で旅行を希望しているという事だ。回答者の45%は現在テレワークを導入しており、どこでも仕事が出来るという利点を生かし、旅行を計画している。
・大手日刊新聞「The New York Times」や「AARP」によると熟年層旅行者が今後の旅行回復の先駆けになるだろうと伝えた。ワクチン接種が進むにつれ、全ての人が旅行を希望し、特に最初の予防接種対象である65歳以上のベビーブーム世代が顕著である。旅行業界では2回の予防接種を終了した世代の予約の増加が見受けられるとの事である。
・過去11か月間の旅行自粛により、環境面では恩恵を受けている。今年は旅行業界にとって新しい年でありゆっくりと回復している。旅行者は環境と地域社会の共存に積極的に貢献する選択肢があり、環境にやさしい未来を促進するために、各地で新しい持続可能な取組が実施されている。
一例として、「The New York Times」によると、デイナポイント(カリフォルニア州の都市)のクジラ観光の指定が含まれており、旅行者はホエールウォッチングの地域だけでなく、クジラの保護、教育、文化的祭典に従事している地域を特定するのに役立っている。これらの活動は、旅行者が休暇中に“エコロジカルフットプリント(人間がどれほど自然環境に依存しているかを明らかにするもの)”に対する認識と環境への感謝を育むものである。