このたび、京都市観光協会データ月報における調査の一環として、2022年ゴールデンウィーク期間の京都市内の宿泊状況について、臨時調査結果をとりまとめましたのでお知らせします。調査に対して回答協力を得られた施設数は日程によって異なり、最も少ない日程で14件、最も多い日程で33件となりました。
調査結果のポイント
52.9 %
39.5pts (前年同期間)
京都市内主要ホテルにおける本年GWの客室稼働率は52.9%となり、前年同期の13.3%を大きく上回った 調査に対して回答協力を得られた施設(14~33件)における、2022年ゴールデンウィーク期間の客室稼働率は平均で52.9%となった。緊急事態宣言が発出されていた前年同期間の13.3%を39.5ポイント上回り、大幅に改善した。
最も稼働率が高かったのは5/3(祝)の86.9%であり、ゴールデンウィーク前半の日程が比較的高稼働となった。5/5(祝・木)以降は稼働率が下がり、連休による観光需要の高まりは5/5までであったことが分かった。
63.3 %
29.1pts (2018年同期間差)
連日90%前後の高稼働であったコロナ禍前のGWと比較すると、2022年の稼働率は依然として低い
10連休であった2019年のゴールデンウィークは特殊な事例であることから、コロナ禍前の比較参考値として2018年の状況と比較を行ったところ、2018年のゴールデンウィーク期間の客室稼働率は平均で92.4%であった。2022年の同期間(63.3%)とは29.1ポイントの差があり、依然として外国人観光客が不在の状況ではコロナ禍前の水準を大きく下回っているといえる。
コロナ禍前(2018年)との比較
出所)2018年のデータは、「京都市観光協会データ月報/臨時(2019年GW)について~ゴールデンウィーク期間における京都34ホテル宿泊状況調査結果~」(2019年5月14日発表)から引用注)2022年の調査では対象期間を4/28~5/8としているが、2018年のデータの引用元となった調査の対象期間は4/27~5/5であったため、今回の調査と期間が重なる4/28~5/5の8日間で比較している。
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注意事項
- 京都市観光協会データ月報は、調査対象施設のみなさまのご協力、ならびに京都市観光協会会員および京都文化交流コンベンションビューロー賛助会員からの会費をもとに運営しております。
- 本資料の数値を引用する場合は、「出典:京都市観光協会データ月報」を明示してください。
- 各種数値は、データ提供元である宿泊施設等からの訂正等により、後日予告なく修正される場合があります。原則として、後から発表される数値を正しいものとして利用いただくようお願いいたします。
- 京都市全体の観光動向の把握については、ほぼすべての市内宿泊施設(旅館業法許可施設)を対象とする「京都観光総合調査」(京都市から年1回発表)が基本指標となります。当調査は、インバウンドマーケットの傾向を把握するための、京都市内の主な宿泊施設を対象とする標本調査であるため、その他ホテルや旅館、簡易宿所、いわゆる「民泊」等に宿泊した外国人客は含まれていません。
お問い合わせ先
公益社団法人 京都市観光協会 企画推進課 神田、堀江
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