このたび、京都市観光協会データ年報2022をとりまとめましたのでお知らせします。
※下記、掲載している内容は概要のみとなっております。
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調査結果のポイント
52.5 %
22.3pts (前年差)
京都市内主要ホテルにおける2022年の客室稼働率は52.5%となり、統計開始以来の最低値であった前年の30.2%からは回復した
2022年の客室稼働率は52.5%となり、前年の30.2%を22.3ポイント上回った。コロナ禍前2019年の客室稼働率81.3%からは28.8ポイントの減少となった。2022年初め頃は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で稼働率が低迷したが、4月以降は行動制限が無くなり、さらに10月から「全国旅行支援」や外国人観光客の入国制限が緩和されたため、年末にかけてコロナ禍前の稼働率に近い水準にまで回復し、結果的に年間の稼働率は52.5%となった。
+98.6 %
10.30% (2019年比)
延べ宿泊数は前年から約2倍となっており、日本人・外国人ともに前年の値を上回った
調査対象施設における2022年の延べ宿泊数は5,899,013泊となり、前年比98.6%増、2019年比10.3%減となった。日本人延べ宿泊数は、前年比83.2%増、2019年比67.5%増、外国人延べ宿泊数は、前年から約26倍増、2019年比は85.3%減であった。
8.3 %
42.6pts (2019年差)
外国人比率は8.3%と2年ぶりに全国平均を上回ったが、コロナ禍前の水準を大きく下回る状況が続く
調査対象施設における2022年の外国人比率は8.3%となり、前年の0.6%を7.7ポイント上回った。
ただし、コロナ禍直前の2019年の外国人比率50.9%と比較すると、低い水準に留まっている。
外国人の国・地域別構成比では、アメリカが23.4%と最も多く、韓国・台湾が続いた
2022年の外国人延べ宿泊数に占める国・地域別の構成比では、アメリカが23.4%と最も多くなった。10月の入国制限緩和まではビジネス目的での入国が大多数を占めており、他国と比べると政府・軍・企業関係者による入国が多いアメリカの構成比が拡大した一方で、ゼロコロナ政策をとっていた中国からの入国が著しく減少したことが背景にあると考えられる。また、航空運賃における燃油サーチャージ料が高騰したため、その影響を受けにくい近隣アジア圏の構成比が拡大する傾向にあった。
2019年と比較して延べ泊数の回復が最も進んだのは韓国であった
コロナ禍直前の2019年からの国・地域別の延べ泊数増減率を、コロナ禍前に開業済であった43施設を対象に集計したところ、当時の水準に最も近づいたのは韓国であった。日韓関係が悪化していた2019年からの反動もあり、入国制限緩和後の10月以降はすでに2019年を上回る水準にまで回復している。
13,558 円
13.10% (2019年比)
平均客室単価・客室収益指数ともに前年から上昇も、コロナ禍前2019年の水準には満たなかった
2022年の平均客室単価は13,558円となり、前年を18.4%上回ったものの、2019年を13.1%下回った。客室収益指数(平均客室単価に客室稼働率を乗じた指標で、1室あたりの売上高に相当する)は7,117円となり、前年から105.9%増、2019年から43.9%減となった。コロナ禍の影響が薄れつつあったものの、2022年も厳しい経営状況であったと言える。
1.71 泊
0.09泊 (2019年差)
平均宿泊日数は外国人需要の回復や「全国旅行支援」の後押しもあり前年からやや上昇した
2022年の平均宿泊日数は1.71泊となり、前年の1.59泊をやや上回った。2019年の1.80泊を下回っているのは、比較的宿泊日数が多い外国人の需要がまだ回復しきっていないためである。一方で、日本人宿泊客のみの平均宿泊日数は1.66泊で、2019年の1.48泊を上回った。「全国旅行支援」などの宿泊キャンペーンの実施や、海外旅行の代わりに国内で長期旅行を計画する人が多かったことが影響していると考えられる。
1.66 人
0.14人 (2019年差)
一部屋当たり人数は1.66人となり前年から増加、2019年の1.80人からは減少した
2022年の一部屋当たり人数は1.66人となり、前年の1.57人を上回ったが、2019年の1.80人を下回った。複数人での利用が多い外国人需要が回復途上であることが要因であると考えられる。なお、日本人宿泊客のみの平均人数は1.65人で、2019年の1.67人と同水準であった。
【新規調査】高価格帯の施設は業績の回復が早く、今後のインバウンド需要の受け皿として期待
調査対象の111施設の主要指標を価格帯別に比較したところ、高価格帯ほど客室稼働率が低く、外国人比率は高く、一部屋当たり人数は多い傾向があった。高価格帯の施設は、コロナ禍に入ってから開業した施設が多く、コロナ禍前との単純な比較には注意が必要ではあるものの、すでに2021年の時点で中低価格帯の施設よりも先に業績の回復が進んでいた。外国人比率が高いため、今後のインバウンド需要回復の恩恵を受けやすく、業界を牽引することが期待される。
47.5 %
18.0pts (2019年差)
京都市内主要旅館における2022年の稼働率は47.5%となり、修学旅行の催行が再開されたことで前年から倍増した
市内主要旅館30軒における2022年の客室稼働率は47.5%となり、前年の24.1%から23.4ポイント増加した。2019年の稼働率65.5%からは18.0ポイント減少となった。修学旅行が例年通り催行され始めたことで、修学旅行の受入旅館の稼働が改善したものの、依然として外国人による宿泊は少なく、コロナ禍前の水準には満たなかった。
【新規調査】人手不足の影響で予約受付を抑制していた施設が約3割となった
2023年1月に臨時アンケートを実施し、回答を得た市内宿泊施設76軒によると、「人手不足の影響で、意図的に1日あたりの予約受付数の上限を調整する」と答えた施設の割合は34.2%であった。また、人手不足の影響による予約制限の程度について聞いたところ、時期によっては本来よりも平均して約30%も供給客室数が抑制されていたことがわかった。
【新規調査】2022年の入洛宿泊客層は、日本人において若年層が増加、外国人は旅慣れした人が多かった
「コロナ禍前2019年と2022年を比較した、宿泊者(日本人/外国人)の変化」について、アンケートを実施したところ、日本人宿泊客は、コロナ禍で若年層を中心に各種キャンペーンなどを利用し安く宿泊する傾向があった。また、密を避けるためか自家用車での来訪が増え、駐車場不足になることもあった。2022年に訪日した外国人宿泊客は、10月に入国制限がほぼ全面撤廃となってからすぐに訪日できるように準備をしていた人であり、目的意識が高く旅慣れしている傾向があった、と回答した施設が多かった。
【新規調査】OTA等を経由しない直接予約が占める割合は、20%以下と回答した施設が7割であった
予約サイト(OTA)や旅行会社を経由しない宿泊者からの直接予約が占める割合は、20%以下と回答した施設が7割であった。会員制度があると回答した施設は52.6%と過半数を占めた。リピーターを増やすための取組みとして最も多く挙げられたのは「SNS等の公式アカウント運営」で、回答率は24.6%であった。今後も、これらの取組みに注力する宿泊施設が増えることで、京都観光のリピーターが増えていくことが期待される。
3,478 軒
147軒 (前年同月差)
2022年の市内宿泊施設数は、新規開業ラッシュが落ち着いたことで、前年から減少した
市内の宿泊施設数は2022年12月末時点で3,478軒となり、前年同月の3,625軒から147軒の減少となった。この内訳をみると、新規開業が143件、廃業が290件であった。コロナ禍前から予定されていた施設の建設・開業ラッシュが終息し、前年よりも施設の入れ替わりは落ち着きつつある
-2.5 %
【新規調査】コロナ禍で求人倍率は大きく変動したが、労働者数や賃金水準に大きな変化はなかった
雇用調整助成金などの制度の恩恵もあり、2022年末時点の観光関連業界における労働者数(雇用保険の被保険者数をもとに推定)は、2019年末から2.6%減と大幅な減少を免れた。業界における求人倍率はコロナ禍直後に下落したが、2022年後半から回復が続いている。とくに、コロナ禍前に求人倍率が1.0を下回っていた清掃業では、2022年末時点で求人倍率が1.2と上昇しており、宿泊施設の増加にともなう清掃業務の需要が増えていると推察される。また、賃金水準はコロナ禍の前後で大きな変動はなかった。ただし、情報通信産業ではコロナ禍に入ってから賃金水準の上昇傾向が続いており、観光業界との格差が広がっていることから、より待遇条件の良いこれらの業界に労働力が集中する傾向が加速すると考えられる。
94.3
27.4pts (前年差)
京都への日本人来街者数は9月頃から2019年同月を上回り始めた
スマートフォンの位置情報に基づく市内39地点の来街者の指数(2019年の平均値を100とする)は、2022年は94.3となり、2021年の66.9から27.4ポイント増となった。2019年からは5.7ポイント減となった。2022年は3月以降行動制限が無くなり、徐々に来街者指数が回復し、9月以降は2019年平均値を超える水準にまで回復した。
39.7億円
77.90% (2019年比)
免税売上額は前年から約3.5倍になるも、2019年からは77.9%減に留まった
2022年10月からの入国規制緩和にともない、京都市内4百貨店における2022年1年間の免税件数は2021年から約20倍に急増したが、2019年の10分の1に留まった。免税売上額は39.7億円となり、前年の11.4億円の約3.5倍となったものの、2019年の179.3億円からは77.9%減に留まった。
+171.6 %
28.90% (2019年比)
京都総合観光案内所の来所者数は、前年から大幅に増加したが、2019年の水準には満たなかった
2022年の京都総合観光案内所(京なび)の来所者数は、前年から171.6%増と大幅に回復したものの、2019年からは28.9%減となった。外国人が占める割合は17.4%であり、こちらも前年の2.3%を大きく上回ったものの、2019年の44.3%には届かなかった。
国内旅行者の入洛意向は、ほとんどの期間で2019年平均値を超える水準で推移
2022年の「行こう指数」(国内インターネット上における京都観光への訪問意向に関するデータをもとに集計)は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で1月、2月は低迷したものの、3月以降は行動制限が無くなったことで、2019年平均値を超える水準で堅調に推移した。
海外旅行者の訪日意向は、10月に入国制限が撤廃となってから2019年を上回る水準で推移した
全世界からの訪日旅行に関する需要指数は、2022年9月頃から急回復し、10月に入国制限がほぼ全面撤廃となってからは2019年を上回る水準で推移した。これに先駆けて、全世界間の国際旅行に関する潜在需要は、2022年の年明けからすでに2019年当時の水準を回復しており、日本における外国人観光客の受入れは大きく出遅れるかたちとなった。
国・地域別に訪日意向の回復状況を比較すると、欧米豪諸国やシンガポールは2022年夏頃から回復が始まっていた。香港、台湾は8月まで回復が遅れていたものの、その後急激に回復し、2019年比では欧米豪諸国を上回る勢いとなっている。
【新規調査】台湾や香港で訪日意向が先行して回復し、欧米諸国の関心は近隣の旅行先に留まった
Googleにおけるインターネット検索動向データをもとに、2022年において主要市場別に関心を持たれている旅行先の順位を分析したところ、関心度の高い旅行先として日本が1位となったのは、台湾と香港であった。とくに台湾市場では1位の日本と2位のタイとの差が大きく、2022年時点で訪日意向が高まっていたことがわかる。さらにこれを都市別にすると、1位が東京、2位が大阪となり、京都は5位であった。一方で、欧米諸国では日本や京都はランキング外となった。コロナ禍や燃料費高騰の影響で、2022年時点では遠方の旅行先が候補となりにくい状況であったと考えられる。
2023年の見通し
2022年10月の入国制限緩和以降は、徐々に外国人宿泊者が増加している。ただし、中国本土からの旅行需要の回復に時間がかかっていることに加えて、燃油サーチャージ料の高騰や航空業界の人手不足などにより、各国の航空定期便の便数は依然として2019年当時を下回っており、訪日旅行の意欲の回復が進んでも、以前のように気軽に渡航しづらい状況が当面は続くものと考えられる。
まずは、燃油サーチャージ料の高騰の影響を受けにくい韓国・台湾などの近距離からの観光客(ただし、中国本土は除く)や、経済的に余裕がある欧米からの観光客を中心に需要回復が進み、下半期にはいよいよ本格的な需要回復が期待できるところである。
参考)新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言等の期間(京都・東京)
出所)京都市HP、東京都HP、GoToトラベルHP、きょうと魅力再発見旅プロジェクトHP、ただいま東京プラスHP等を参考に京都市観光協会で作成
調査概要
調査対象
京都市内における日本人および外国人の宿泊状況等をタイムリーに把握できるよう、平成26年(2014年)4月以降、京都市内の主なホテルの協力を得て、国・地域別の調査を毎月実施。なお、本調査では、ビジネス、観光を問わず、日本国籍以外のパスポートを有する人すべてを「外国人」として定義している。
20日間以上 休業 | 10~19日間 休業 | 1~9日間 休業 | 休業なし | 調査対象 施設 | 客室数 | |
2014年度末 | ━ | ━ | ━ | ━ | 25 | 7,619 |
2015年度末 | ━ | ━ | ━ | ━ | 28 | 7,837 |
2016年度末 | ━ | ━ | ━ | ━ | 34 | 9,083 |
2017年度末 | ━ | ━ | ━ | ━ | 37 | 9,182 |
2018年度末 | ━ | ━ | ━ | ━ | 54 | 11,637 |
2019年度末 | ━ | ━ | ━ | ━ | 59 | 12,796 |
2020年12月 | 4 | 0 | 0 | 64 | 68 | 14,081 |
2021年12月 | 4 | 0 | 0 | 100 | 104 | 18,257 |
2022年12月 | 0 | 0 | 2 | 113 | 115 | 19,259 |
※前年と本年では対象施設数・客室数が異なり、毎月の調査では当月だけでなく前年同月の数値もいただいているため、今回発表する前年の数値は昨年発表した数値と異なる場合がある。
新型コロナウイルス感染症の拡大等に伴う臨時的な休業の扱いについて”調査対象期間、対象ホテルが臨時的に休業した場合は、通常営業していた期間のみを対象にして客室稼働率を算出する。
例)100部屋を有するホテルが、以下のように営業をしていた場合
➀ 1月1日~10日期間(10日)は100室のまま通常営業し、利用のあった客室数は200室
➁ 1月11日~20日期間(10日)は50室に絞って営業し、利用のあった客室数は100室
➂ 1月21日~31日の期間(11日)は休業
販売可能客室数: 100室×10日(➀期間)+ 50室×10日(➁期間) = 1,500室
客室稼働率 :利用のあった客室数300室 ÷ 営業期間中の販売可能客室数1,500室 = 20%”用語の定義
延べ宿泊客数 | 宿泊した人の宿泊数の合計 例)Aさん1泊、Bさん3泊の場合、Aさん1泊+Bさん3泊=4人(泊) |
実宿泊客数 | 宿泊施設に宿泊した人の人数 例)Aさん1泊、Bさん3泊の場合、Aさん1人+Bさん1人=2人 |
販売可能客室数 | 日々販売されている客室数の月間累積値を示す。 例)100部屋を有するホテルにて、20室が改装工事中、80室を30日間販売していた場合、販売可能客室数:80室×30日=2,400室 |
稼働客室数 | 宿泊客が実際に利用した客室数 |
客室稼働率(OCC) | 「販売可能客室数」における「稼働客室数」の割合 |
平均客室単価(ADR) | 稼働した全ての客室の販売価格の平均値。P22の客室収益指数(RevPAR)等の数値は、ホテルデータサービス会社STR(本社:イギリス・ロンドン)からの提供によるもので、上記の施設とは対象が一部異なる。 |
客室収益指数(RevPAR) | 客室稼働率に平均客室単価を乗じた値であり、宿泊施設の経営指標として重視されている。 |
外国人比率 | 「総延べ人数」における「外国人延べ人数」の割合 |
前年比 | 「当年の数値」を「前年の数値」で割り、1を差し引いた値 |
構成比 | 「外国人延べ人数」における「各国・地域の延べ人数」の割合 |
参照した外部データ
観光庁「宿泊旅行統計」(第2次速報値) |
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日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数」 |
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出入国在留管理庁 「港別 入国外国人の国籍・地域」 |
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STR「ホテル産業データ」 |
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京都府労働局「職業安定業務指標等」 |
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KDDI Location Analyzer |
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VLeライナック「i-Catch」 |
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Google Travel Trends Destination Insights with Google |
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京都市保健福祉局「営業許可施設数」 |
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株式会社建設ニュース「建築ニュース」 |
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空港各社および航空会社「ダイヤ情報」 |
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三菱UFJリサーチ&コンサルティング「外国為替相場」 |
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本資料の利用について
本資料の数値を引用する場合は、「出典:京都市観光協会データ年報(2022)」を明示してください。
ただし、P22のSTRデータについては、STRの書面による許諾を伴わない再出版もしくは二次使用は固く禁じられています。なお、報道・メディア媒体への掲載については、(公社)京都市観光協会(担当:堀江)までお問合せください。
なお、調査対象施設の個別の名称やデータは、各施設の経営に関わる機密事項のため、非公開としております。
あらかじめご了承ください。
京都観光総合調査との関連について
京都市全体の観光動向の把握については、ほぼすべての市内宿泊施設(旅館業法許可施設)を対象とする「京都観光総合調査」(京都市から年1回発表)が基本指標となる。当調査は、インバウンドマーケットの傾向を把握するための、京都市内の主なホテルを対象とするサンプル調査であるため、その他ホテルや旅館、簡易宿所、いわゆる「民泊」等に宿泊した外国人客は含まれておらず、訪日外客数(日本全体)との比較等も参考分析という位置づけとなる。
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