「VISIT JAPAN トラベル & MICE マート 2023(VJTM 2023)」に出展しました(2023年10月26日(木)~28日(土))

UPDATE :
2023. 11. 28
CATEGORY :
海外レポート

SUMMARY

京都へのインバウンド需要が大きく高まる秋の観光シーズンを前に、日本政府観光局(JNTO)が主催する海外旅行商談会「VISIT JAPAN トラベル & MICE マート 2023(VJTM 2023)」に会員企業(3社)と出展し、各国バイヤーに向けて、京都のPRを行いました。(企画推進課)

開催情報
(1)開催期間 2023年10月26日(木)~10月28日(土)
(2)開催場所 インテックス大阪 6号館Dゾーン
(3)参加バイヤー数 261社
(4)参加セラー数 約300社

4年ぶりの完全リアル開催 熱量が高い商談会

今回のVJTMはコロナ禍以降、4年ぶりの完全リアル形式での開催ということから、全日程を通して海外バイヤー・日本セラーともに非常に熱量が高く、日本旅行に対する需要の高まりを大きく感じる商談会となりました。

また、世界中のバイヤーの中には団体旅行や個人旅行、MICEなど多様な旅行形態を扱う事業者も多く、それぞれのニーズを把握できたことから、大変有意義な商談を実現することができました。

体験を通じて、地元の人と同じように過ごしたい

バイヤーから、京都市内における観光体験コンテンツを通じて地元の人の考えを学び、同じように過ごしたいと考えている旅行者が多いとのご意見をいただいたことが、商談を通じて非常に印象的でした。
また、旅行者が自身で伐採した竹を使用した竹家具作りなど、0から1を生み出す唯一無二のコンテンツが流行しているとのお声もあり、旅行者に提案できる新しい情報を求めている傾向にあります。

京都市観光協会ではインバウンド需要が高まる現在において、上記のようなインバウンド旅行者に喜んでもらえるような新しい体験コンテンツを開拓していくとともに、会員事業者様が販売している体験コンテンツなどを、海外メディアへのご紹介や会員事業者様を対象とした体験会の開催などを通じて、支援してまいります。

参考)

混雑を避けた快適な京都観光の実現に向けて

京都市観光協会では「伏見」「大原」「高雄」「山科」「西京」「京北」の6エリアを対象に「とっておきの京都プロジェクト」という、市内中心部の混雑を分散するための観光コンテンツの開発や情報発信に取り組んでおります。
一部のバイヤーでは、こうしたエリアを旅程に組み込んでいるというお話をお伺いすることができましたが、訪問しても滞在時間が短い、観光コンテンツ及び情報が不足しているといったお声もいただきました。

市内中心部で発生している混雑緩和を目的に、京都市観光協会では引き続き「とっておきの京都エリア」をはじめとした京都市中心部以外のコンテンツの造成に力を入れていくとともに、海外バイヤー向けメールマガジンやSNSなどを通じて、海外の方にも、まだ知られていない京都の隠れた魅力が届くよう取り組んでまいります。

参考)

共同出展の皆様からの声

【KAYA 京都二条城 シグニチャーコレクション by ベストウェスタン】様

4月末にオープンしたばかりのホテルですが、このたびDMO京都様から機会をいただき参加させていただきました。
参加して感じたことは、バイヤーの皆様は自社の旅行商品の独自性、他社との差別化を意識して常に京都の最新情報を求めているということです。
それにはやはりこちらも京都人としての自らの感性だけでなく、この街に住んでいる者として文化・芸術・アミューズメント・グルメにいたるまで情報発信できるように意識して今後も活動して参りたいと思います。京都を世界中の人々に伝えることができて大変幸せに思います

KAYA 京都二条城 シグニチャーコレクション by ベストウェスタン様について

【京都ハンディクラフトセンター】様

京都市観光協会様にはなるべく様々な国のバイヤー様と商談したいと希望させていただき、16ヶ国30社様と商談することができました。おかげさまで大変有意義な商談会となりました。
団体客を受け入れられる施設が少なくなってきた中、お買物・お食事・文化体験を一か所でお楽しみいただける施設として、近年インバウンドの団体客に人気が高いプランなどを紹介することができました。
また多くのバイヤー様から、何か新しいプランはないか、と常に探しておられる熱心さを肌で感じることができました。今回ご縁をいただいた業者様には今後も情報発信していきたいと思っております。

京都ハンディクラフトセンター様について

【NPO法人 International Friendship 京ごころ】 様

京都市観光協会さま、京都ハンディクラフトセンターさま、KAYA京都二条城さまのご協力の下、コロナ禍以降、初めて参加する海外商談会となりました。バイヤーの方々のニーズがどのように変化しているのか、そして、変化していないのはどの部分なのか、直接、お声を聴くことができました。
大変、有意義な機会を頂きまして、誠にありがとうございました。
京都が世界の人々の憧れのデスティネーションであり続けることができますように、微力ながら努めてまいりたいと思います。

NPO法人 International Friendship 京ごころ様について

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