持続可能な観光地づくり

UPDATE :

2024.12.02

事業ミッション

観光による豊かさの向上を目指し、持続可能な観光地づくりを目指します。

なぜやるのか?

市民生活と観光の調和、災害などの危機や環境問題などに対応できる観光産業を目指します。
また、特定の時期や時間帯、一部の観光地に観光客の需要が集中する混雑問題や、マナー問題などの観光課題解決に取り組み、京都の観光産業が持続的に成長できる環境を整えます。

GOAL

目指すゴール

1

京都観光モラルの普及と実践

市民生活との調和、環境・景観への配慮や、災害への危機対応といった「京都観光モラル」の考え方に共感する事業者との取り組みの輪を広げ、観光客・市民とともに持続可能な観光地づくりを推進します。

2

時期・時間・場所の平準化を目指す

京都観光にとっての閑散期である夏・冬の時期や、比較的観光客の少ない朝・夜の時間、有名観光地とは少し異なる「隠れた名所」などで体験できる観光資源を充実させ、観光需要の偏りを是正し、京都の観光産業が持続的に成長できる環境を整えます。

3

市民の観光に対する理解の醸成

京都市が毎年実施する市民生活実感調査において「京都の発展に観光が重要な役割を果たしていると思う方の割合」と回答する市民が増え、市民生活と観光の調和を目指します。

NEWS

事業関連ニュース

ACTIVITY

主な取り組み

京都観光モラルの普及

取り組み内容

 

京都が京都であり続けるために、観光事業者・従事者等、観光客、市民の皆様とともに大切にしていきたいこととして、2020年に制定した「京都観光モラル(京都観光行動基準)」を普及し、持続可能な京都観光を目指します。

関連リンク

マナー啓発、手ぶら観光の推進

取り組み内容

 

文化や習慣の違い等から生じる外国人観光客へのマナー啓発を目的に、マナー啓発ツールを多言語で制作し、旅マエ・旅ナカで多くの方に呼びかけられるよう啓発活動を行っています。
また、市民生活と調和した持続可能な京都観光の実現に向けた取組として、観光客による大型手荷物持込みに伴う市バスの混雑発生の未然防止等に向け「手ぶら観光」の推進に努めています。情報サイト「HANDS FREE KYOTO 手ぶら観光のススメ」での情報発信や、臨時手荷物預かり所の設置等の取組を進めています。

混雑可視化

取り組み内容

 

京都を訪れる観光客の皆様に、混雑を回避し、安心・安全・快適に京都観光を楽しんでいただけるよう、時間帯別観光快適度の予測、ライブカメラ映像をメニューとする「京都観光快適度マップ」を日本語英語簡体字繁体字で公開しています。

場所の分散化

取り組み内容

 

とっておきの京都プロジェクト」として伏見、大原、高雄、山科、西京、京北の市内6エリアを対象に、ガイドブックには載っていないような隠れた魅力や地域のイベントなどの情報発信、また新たな観光コンテンツの造成への伴走支援などを行うことで、場所の分散化を図ります。

時間の分散化

取り組み内容

 

京都観光Naviに「京都朝観光・夜観光」特設ページを運営し、魅力的な朝と夜のコンテンツの情報を発信しています。
また「京の七夕」や花灯路行灯の貸し出し事業などを通して、ライトアップ事業の支援を行っています。
これらにより、観光客の分散化や満足度向上、滞在期間の延長、観光消費額増へと繋げてまいります。