海外情報拠点の運営を通した情報収集・発信
京都市、京都市観光協会及び京都⽂化交流コンベンションビューローでは、平成18年(2006年)8月以降、京都観光の情報発信・収集拠点を設置しております。主に、海外有力メディアとの関係構築や、京都取材への誘導、拠点を通じた定期的な情報発信に取り組んでいます。令和6年度においては、世界7都市に設置しています。
海外商談会などへの出展
国内外で開催される旅行商談会(ILTM、ITB ベルリン、ビジット・ジャパン・トラベルマート等)に出展を行い、デスティネーションとしての京都の PR を行うとともに、多くの顧客を有する海外の有力旅行会社関係者等を京都に招聘し、国内企業等とのマッチング機会の創出など、海外から京都への旅行商品造成の一層の拡充を図ります。
オフィシャルメディアの運営
各種公式サイトやSNSで観光客への情報発信を行っています。
- 京都観光オフィシャルサイト 「京都観光Navi」
- Kyoto City Official Travel Guide
- 公式Facebook(日本語)
- 公式Facebook(英語)
- 公式インスタグラム
- 公式YouTube
- 公式微博
京都総合観光案内所を運営
京都総合観光案内所を運営し、質の高い観光体験に関する知見を蓄えるとともに、観光客の満足度向上に取り組みます。また、より快適・便利に観光案内を御利用いただくため、観光案内のDX化を促進し、パソコンやスマートフォン等でも観光情報を受け取れるよう努めてまいります。
また、公式サイトと連携し、観光案内所の情報をWEB上で閲覧することができる「京なびオンライン」を運営しています。
観光地図の作成
観光スポットを網羅し、情報量の多い地図を作成し、広告協賛を募ることで、安価にそして大量に配布しています。
修学旅行の受入整備
学校関係者様・旅行業関係者様向けに修学旅行での相談業務を行い、また各種資料を作成、用意しております。また、修学旅行パスポートの発行を行い、修学旅行生がお得に観光施設を利用できる機会を創出するとともに、歴史・文化の理解促進に貢献しています。
2023年度
相談窓口来所件数 317件(前年度:386件)
パスポート協賛施設数 286件(前年度:294件)
認定通訳ガイドの育成と活躍支援
京都観光の専門知識を身に付け、外国語で京都の奥深い魅力を伝えることができる京都市認定通訳ガイド「京都市ビジターズホスト」の育成と活躍支援に取り組んでいます。例年、50名程度を定員に募集し、半年間に渡る基礎研修、専門研修、口述試験の実施を経て合格した方々を認定しています。2024(令和6)年末時点での認定者数は179名です。合格後も、スキルアップ研修の実施や検索サイト「クレマチス」等での紹介、二条城公式ガイドツアー等での活躍の機会提供を通じた就業支援を行っています。
二条城公式ガイドツアーで認定通訳ガイドが活躍しています
コロナ禍の影響で休止していた公式ガイドツアーを復活。観光需要が完全には回復していないなかで、コロナ禍前を上回る利用がありました。
日本語ツアー 3,422名(2019年比+6.1%)
英語ツアー 3,330名(2019年比+9.6%)