公益社団法人 京都市観光協会(DMO KYOTO)では、事業活動を通じて京都の文化的、歴史的価値を国内外に広く発信するとともに、その事業収益を以って、伝統文化への補助等を行っています。
この度、こうした取組を将来にわたって持続するため、当協会としては初めて京都五山送り火連合会と協同し、京都を代表する伝統行事である「京都五山送り火」点火当日に、各山保存会の方々と入山し、説明、見学等を通じて、より深く知っていただくための高付加価値な体験を提供します。主に訪日外国人観光客の皆様に体感いただき、京都の伝統文化の価値に対する理解を深めていただくことを通じて、その保存・継承を持続可能なものにすることに取組んで参ります。
なお、当事業の収益については、「京都五山送り火」の保存・継承に活用します。
2つの事業から構成されています。
(1)「京都五山送り火特別体験」事業
(2)「京都五山送り火各山巡り (①タクシー版/②個人版)」事業
※本事業は、観光庁「特別な体験の提供等によるインバウンド消費の拡大・質向上推進事業」を活用して実施しており、補助要件を踏まえ、各事業は主に訪日外国人観光客を対象として参加者を募集します。
点火当日(8月16日)の日中に各山で、点火などに携わる方々からの説明や火床の見学を英語ガイド付きで実施します。その後、送り火鑑賞を行います。
【場 所】
【ポイント】
【販売期間】7月31日(水)~8月15日(木)※募集定員になり次第販売終了
【販売価格】230,000円/人(税込)
【募集定員】先着20人(4人/山)※山は選べません。
8月15日の日中に、タクシーで点火順に各山の護摩木受付場所を巡り、送り火の歴史、意義などの理解を深めていただきます。
【場 所】五山各山の護摩木受付場所
【ポイント】
【販売期間】7月31日(水)~8月14日(水)※募集定員になり次第販売終了
【販売価格】19,800円/人(税込)
【募集定員】先着18人
個人で各山の護摩木受付場所を巡り、送り火の歴史、意義などの理解を深めていただきます。各山の護摩木受付日時は、京都観光Naviの京都五山送り火のウェブページ(https://ja.kyoto.travel/event/major/okuribi/)でご確認ください。
【場 所】五山各山の護摩木受付場所
【ポイント】
【販売場所】京都総合観光案内所(京なび):8時30分~19時、ミーナ京都:13時~19時
【販売期間】8月10日(土)~8月15日(木)
【販売内容/価格】
「京都五山送り火特別体験」および「京都五山送り火各山巡り(タクシー版)」は、以下の方法でお申込みができます。
WEBサイトのみでの販売となります。
<旧三井家下鴨別邸プラン、駒井家住宅プラン、京都五山送り火各山巡り(タクシー版)>
<各プランのサイトはこちら>
〇京都五山送り火特別体験
〇京都五山送り火各山巡り(タクシー版)
天災地変等により事業内容等を変更または中止する可能性があります。
夏の夜空を彩る「京都五山送り火」は、お盆の精霊を送る伝統行事です。東山に大の字が浮かび上がり、続いて、松ケ崎に妙・法、西賀茂に船形、大北山に左大文字、そして、嵯峨に鳥居形が点ります。これら5つの送り火はすべて京都市登録無形民俗文化財です。
(点火時間は各山とも約30分間。気象条件によっては点火時刻を変更する場合もあります。)
世界遺産下鴨神社の南に位置し、大正14(1925)年に完成した豪商・三井家の旧別邸。明治期の主屋を移築し、玄関棟を増築するなどして作られたもので、大正期までに整えられた大規模別邸の屋敷構えが良好に保存されていることから、重要文化財に指定されています。建物の内部の見学や庭の散策など、いたるところに散りばめられた豪商・三井家の美意識を、ゆっくりご堪能いただけます。
日本のダーウィンと呼ばれた遺伝学研究の権威であった駒井卓博士の住居で、昭和初期に建てられたままの状態がよく保存されており、ヴォーリズ建築事務所の住宅として代表的な作品となっております。
平成10(1998)年3月、歴史的、文化的価値が高い建造物として、京都市指定有形文化財に指定されました。
公益社団法人京都市観光協会 観光活用課
電話:075-213-0020(平日9時~17時)
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