「葵祭」路頭の儀 有料観覧席券の販売

紫式部が記した「源氏物語」にも描かれた祭

UPDATE :
2024. 03. 27

新緑の京都に優雅な王朝絵巻を繰り広げる「京都三大祭」の一つ、葵祭「路頭の議」が5月15日(水)に執り行われます。京都市観光協会では、観覧者に行列をご覧いただくとともに、売上の一部を祭の保存継承に役立てるために、有料観覧席を設置・販売します。
本年は、葵祭行列保存会の監修のもと新たに作製した「葵祭公式ガイドブック」と、京の名工・宮絵師(みやえし)安川如風(やすかわにょふう)氏による「葵祭観覧記念符」を全ての有料席購入者に配布し、有料席で観覧する魅力の向上を図っております。
なお、行列の催行・順延は、これまで当日早朝に決定していましたが、本年より催行前日の18時頃に決定・発表します。

1 販売開始日

令和6年4月9日(火)午前10時

2 設置数

  1. 京都御苑  :約6,500席(建礼門南側)
  2. 下鴨神社参道:約500席(表参道)
  3. 合計    :約7,000席

※販売状況に応じて設置席数が増減する場合あり。

3 設置場所(MAP)

京都御苑会場

下鴨神社参道会場

4 販売料金

(全席指定・「公式ガイドブック」及び「観覧記念符」付・消費税込)

座種 料金 備考
一般席(最前列) 5,000円
一般席(2列目以降) 3,500円
まなび席(最前列) 10,000円 ・下鴨神社参道のみ
・専属講師によるイヤホン解説
まなび席(2列目以降) 8,500円

 

5 販売枚数

約3,500枚
※販売状況に応じて枚数が増減する場合があります。

6 販売方法

  1.  インターネット
    ① 日本語購入サイト
    ・チケットぴあ(https://w.pia.jp/t/aoi-matsuri/
    ・ローチケ(https://l-tike.com/
    ・イープラス(https://eplus.jp/
    ②英語購入サイト
    ・チケットぴあ(https://sell.pia.jp/inbound/selectTicket.php?eventCd=2410637&rlsCd=003&langCd=eng
  2. コンビニ店頭
    ・セブン-イレブン(Pコード:653-066)
    ・ローソン(Lコード:53818) ※ ローソンストア100は除く
    ・ファミリーマート
    ※代金決済方法により各種手数料が発生します(各プレイガイド規定による)。
    ※まなび席は「チケットぴあ」のみでの取扱いです。

7 注意事項

・暑さ対策として、日除け帽子等を御準備ください。
・観覧席内では、観覧席利用者の視界を遮るため、日傘・雨傘・三脚の使用を禁止します。
・途中降雨に備え、各自レインコートを御準備ください。
・牛馬が暴走するなどの危険が生じるためフラッシュ撮影及びペットを連れての入場を禁止します。

8 御協賛企業一覧(順不同)

令和6年の「葵祭」観覧席事業は、以下の企業より御協賛いただいております。
※令和6年3月27日現在

  • 三井不動産株式会社
  • 花王株式会社
  • JTB協定旅館ホテル連盟
  • 株式会社阪急交通社
  • 株式会社ジェイアール東海ツアーズ
  • クラブツーリズム株式会社
  • ダーワ・悠洛 京都
  • ギャリア・二条城 京都
  • バリューマネジメント株式会社
  • 株式会社ウイングスマルコー
  • 株式会社大丸松坂屋百貨店
  • 株式会社ハトヤ瑞鳳閣バイカル事業部
  • ぎをん桃庭

9 配布物(記念品)

1. 「葵祭公式ガイドブック」
本年新たに、葵祭行列保存会監修のもと「葵祭公式ガイドブック」を作製いたしました。行列の参列者をはじめ、宮廷装束や、祭具等を忠実なイラストで表しています。また、各参列者の役割についても解説しており、観覧時の理解をより深めることができます。(B5サイズ/18ページ)

公式ガイドブック(表紙)

公式ガイドブック(中面)

2. 葵祭観覧記念符
京の名工にも選ばれた宮絵師 安川如風さんによる、今年の葵祭にむけて特別に描かれた二葉葵と葵祭路頭の儀の絵を配した今年だけの観覧記念符を作製しました。

宮絵師 安川如風プロフィール

1946年 京都市に生まれる
1969年 武蔵野美術大学造形学部美術科日本画専攻卒業
1974年 川面美術所入所
同   年 二条城障壁画模写事業・北野天満宮社殿彫刻物彩色修復に参加
1977年 安川如風宗教美術研究所設立
1986年 株式会社宮絵師安川設立
2008年 京都府伝統産業優秀技術者(京の名工・彩色)を受賞

参考

<参考1>葵祭「路頭の儀」について

約1,500年前に始まったとされ、紫式部の源氏物語にも描かれた、賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭です。5月15日の「路頭の儀」では、約8キロもの距離を、平安装束をまとった人々が都大路を練り歩きます。
※詳細はこちら(京都観光オフィシャルサイト)

 

 

斎王代

近衛使代

<参考2>まなび席について

「葵祭」をより深く学びお楽しみいただけるよう、専属講師がイヤホンガイドで御案内します。

<参考3>販売物について

観覧席を御利用にならない方や、記念品を複数点お求めの方のために「葵祭公式ガイドブック」「葵祭観覧記念符」ほか、「記念扇子」を京都総合観光案内所にて限定販売いたします。

  • 販売開始
    令和6年4月9日(火)※ 完売次第終了
  • 販売場所
    京都総合観光案内所(JR京都駅ビル2階)
  • 時間
    午前8時30分~午後7時
  • 販売物
    「葵祭公式ガイドブック」限定500冊1,000円
    「葵祭観覧記念符」限定1,000枚500円
    「記念扇子」(宮脇賣扇庵製 絵 宮絵師安川如風)限定100本2,500円

記念扇子

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