〈参考〉
【参考1】京都府立嵯峨野高等学校アカデミックラボ<京・平安文化論>について
嵯峨野高校が授業の一環として設けるラボ活動の一つ。『源氏物語』などの平安文学の研究はもとより、古典離れを課題とし、その課題解決のための探究活動を、高校の中だけではなく、地域社会に飛び出して実施している。生徒が企画・運営するスタンプラリー事業「ちゅう源氏と巡る 源氏物語 京都スタンプラリー」は、市民や観光客2万人が参加する事業までに発展。これらの取り組みが評価され、昨年9月には、若者たちの古典文化活動を顕彰する「古典の日文化基金未来賞」を受賞した。
【参考2】京洋菓子司ジュヴァンセルについて
1988年、祇園祭の日に御池通にて開業。
伝統文化の息づく京都の地に根ざして、和の素材を取り入れた京洋菓子の数々を届けている。直営店は京都に3店舗。関西圏の一部百貨店のほか、各地で開催される京都展にも数多く出店している。
【参考3】旧三井家下鴨別邸について
大正14年に完成した、下鴨神社の南に位置する豪商・三井家の旧別邸。近代京都で初期に建築された主屋を中心として、大正期までに整えられた大規模別邸の屋敷構えが良好に保存され、近代和風建築として価値の高いことからから平成23年に重要文化財に指定され、平成28年10月から一般公開を開始した。
京都市から指定管理団体に選定された旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム(代表団体:公益社団法人京都市観光協会)が運営。文化と観光の融合により文化財の保存と活用の好循環を実現するべく、一般公開はもとより、様々な企画を展開している。