本年の祇園祭においては、4年振りにすべての行事が本来の形で実施され、多くの人出が予想されます。祇園祭宵山会議、京都市及び(公社)京都市観光協会では、京都府警察との連携により、観覧客への案内ツール「祇園祭宵山ガイド」の配布や、祇園祭エリアでのポータブルカメラの設置による、リアルタイムな混雑状況の発信等を行い、祇園祭の観覧環境の向上に取り組みますので、お知らせします。
宵山ガイドやポータブルカメラの配信映像を活用し、安全に、快適に祇園祭をお楽しみください!
1 「祇園祭 宵山ガイド2023」の配布【祇園祭宵山会議】
宵山期間中の観覧にお役立ていただくため、以下のとおり「祇園祭宵山ガイド2023」を配布するとともに、GPS機能と連動し、スムーズな観覧をサポートするデジタル版ガイドを発信します。
本年は、訪日外国人観光客対応のため、紙版・デジタル版ともに英語版を作成するとともに、混雑の分散化を図るため、マップ上に「特に混雑が予想されるエリア」を表示し、内容を充実します。
(1)紙版ガイド(日・英)
- 制作部数
日本語版:10万部、英語版:2万部
- サイズ等
日本語版:A3カラー(2つ折り)両面
英 語 版:A4カラー両面
- 配架場所
京都総合観光案内所「京なび」、各山鉾町、鉄道駅など(約80か所)
(2)デジタル版ガイド(日・英)
- GPSによる現在地情報表示
- イラストマップと地図の切替
- 各山鉾の解説の表示
デジタルマップ
前祭
https://gionmatsuri.stroly.com/saki/ja
後祭
https://gionmatsuri.stroly.com/ato/ja
(3)発行及び公開日
令和5年6月30日(金)
※詳しくは、「祇園祭宵山ガイド」で検索又は、上記URLから御覧ください。
2 ポータブルカメラによる混雑状況等の発信【京都市・京都市観光協会】
観覧客の混雑緩和、分散化を図るため、本年新たに、祇園祭エリアにおいてポータブルカメラを設置し、リアルタイムの混雑状況をYouTube配信します。
(1)配信日時
令和5年7月14日(金)から24日(月)まで
(2)配信場所
四条烏丸交差点周辺
(3)配信方法
混雑回避に役立つ「京都観光快適度マップ」内のYouTube配信
https://ja.kyoto.travel/comfort/
3 プラカード要員の配置による観覧客の案内誘導【祇園祭宵山会議】
安全な観覧環境を確保するため、混雑が予測される交差点等において、一方通行や流入規制等の内容を表示したプラカード要員を配置し、観覧客の案内誘導を行います。
(1)実施日時
令和5年7月15日(土)及び16日(日)の18時~23時頃
※ 京都府警察の歩行者用道路規制に合わせて実施
(2)配置箇所及び配置数
四条通(西洞院通~高倉通)、新町通(蛸薬師通~仏光寺通)、室町通(六角通~綾小路通)の交差点計31か所に配置
4 祇園祭観覧に際するお願い
祇園祭の行事が行われるエリアにも、市民の皆様の日常の暮らしがあります。
祭の観覧に当たっては、京都観光に関わる全ての皆様が、お互いを尊重しながら持続可能な京都観光をともに創りあげていく「京都観光行動基準(京都観光モラル)」の趣旨を十分に御理解いただき、地域を思いやる行動を心がけていただきますようお願いします。
(参考―祇園祭とは)
※京都観光オフィシャルサイト「京都観光Navi」から一部抜粋
祇園祭は千年以上の歴史を持ち、7月1日(吉符入)から31日(疫神社夏越祭)まで、1か月にわたって多彩な祭事が行われる八坂神社の祭礼。なかでも17日(前祭)と24日(後祭)の山鉾巡行、そしてそれぞれの宵山には大勢の人々が訪れ、京のまちは祭りの熱気に包まれる。令和5年は、4年ぶりにすべての行事が本来の形で実施される。
(参考―「祇園祭宵山会議」)
平成16年設立 祇園祭宵山における観覧者等に対する適切な案内誘導整理を行うことにより安全かつ良好な観覧環境の保全に資することを目的とする会
構成団体
京都府、京都市、八坂神社、祇園祭協賛会、祇園祭山鉾連合会、京都市観光協会、京都市交通局、京阪電気鉄道、京阪HD、阪急電鉄、京都市文化観光資源保護財団
問合せ先
○宵山ガイド・プラカード要員について
祇園祭宵山会議
事務局:京都市産業観光局観光MICE推進室 飯尾・小杉(075-746-2255)
○ポータブルカメラによる混雑状況等の発信について
京都市観光協会 紙谷(075-213-0070)
京都市産業観光局観光MICE推進室 山田・名越(075-746-2255)