京都市及び京都府では、平成22年3月に京都総合観光案内所(愛称:京なび)を設置し、府内全域の様々な観光情報の提供を行っています。
この度、観光案内のDX化を促進し、より快適・便利に観光案内を御利用いただくため、京なび施設内や鉄道駅等に質問応対や案内機能を持ったタブレット端末を設置するとともに、パソコンやスマートフォン等でも利用可能な「京なびオンライン」サービスを開始します。
京都市及び京都府では、平成22年3月に京都総合観光案内所(愛称:京なび)を設置し、府内全域の様々な観光情報の提供を行っています。
この度、観光案内のDX化を促進し、より快適・便利に観光案内を御利用いただくため、京なび施設内や鉄道駅等に質問応対や案内機能を持ったタブレット端末を設置するとともに、パソコンやスマートフォン等でも利用可能な「京なびオンライン」サービスを開始します。
京なびオンライン(Kyoto Online Tourist Information Center)
京なび施設内や鉄道駅等にタブレット端末を設置し、チャットボットによる質問応対のほか、利用者のニーズに応じた観光プランの提案等による観光案内、災害等の緊急情報の発信等を行います。
また、同サービスは観光オフィシャルサイト(※1)でも展開するため、パソコンやスマートフォンなどからでも利用することができます。
さらに、鉄道駅等に設置された端末では、チャットボットによる質問応対等に加え、京なびのスタッフとのビデオ通話もできます。(※2)
※1
「京都観光Navi」(日本人観光客向け)
「Kyoto City Official Travel Guide」(外国人観光客向け)
「京都府観光ガイド」(展開予定)
※2
京なび開設時間帯(8時30分~19時)のみ。
令和5年3月16日(木)
日本語、英語、中国語(簡体、繁体)、韓国語
① 京なび施設内…4台
② 鉄道駅等…8台
<設置場所(予定)>
チャットボットでは、京なびによく寄せられる質問を活用して、「交通・アクセス」、「観光スポット」、「伝統行事・イベント」などのカテゴリーで整理した選択肢に基づいて会話を進めることで、利用者が求める情報に簡単にたどり着けるようにしています。
利用者がチャットボットで質問した内容を蓄積し、今どんな情報が観光客に求められているのかを分析することで、回答精度の向上に加え、情報発信内容の改善や今後の施策につなげていきます。
観光案内の中で「とっておきの京都」「もうひとつの京都」などのコンテンツ等に積極的に誘導することで、多様なエリアへの来訪を促進し、観光客の更なる分散化を図ります。
「京都観光行動基準(京都観光モラル)」や観光マナー等の情報を積極的に表示し、市民生活と調和した観光の実践を促します。
コンテンツ | 内容 |
チャットボット | 京なびに寄せられる問合せや知見などを基に開発した自動応答ツールにより、京都観光の疑問にお答えします。 |
オンライン案内 (ビデオ通話) |
サービス利用者と京なびスタッフとをビデオ通話でつなぎ、質問にお答えします。(鉄道駅等に設置された端末からのみ) |
お役立ち情報 | 「よくある質問」サイト(A)、 観光パンフレット・地図ダウンロードページ(B)、 観光快適度マップページ(C)、 緊急時・発災時の情報サイト(D) |
※ 緊急時・発災時には、トップ画面を緊急時・発災時用の画面に切り替えます。
【オフィシャルサイトから利用する場合】
(京都観光Naviの場合)
画面右下(スマートフォンは左下)に表示される、「京なびオンライン」をタップすると、トップ画面が開きます。
地域や民間事業者と連携し、隠れた名所の魅力を発掘・活用することにより、市域全体への観光客の誘客を促進させ、観光客の満足度を更に高めるとともに、地域の活性化に繋げることを目的として、主に伏見、大原、高雄、山科、西京、京北の6エリアを対象に取り組んでいるプロジェクト。
とっておきの京都プロジェクトHP:https://totteoki.kyoto.travel/
「もうひとつの京都」の取組みでは、広域的に地域のコンセプトを明確にした「海の京都」、「森の 京都」、「お茶の京都」、「竹の里・乙訓」をエリア設定し、京都のブランド力を生かしながら、地域の資源を磨き上げ、地域が一体となった観光地域づくりを進めている。
観光事業者・従事者等、観光客、市民の皆様がお互いに尊重しあい、思いを一つにし、持続可能な京都を一緒に創りあげていくことを目指し、京都市・京都市観光協会が策定した行動基準。
京都観光モラルHP:https://www.moral.kyokanko.or.jp/