公益社団法人京都市観光協会(DMO KYOTO)では、世界的観光都市にふさわしい多言語表記を実現し、京都市への来訪者の満足度を高めるため、令和5年12月から令和6年2月にかけて、京都市内の観光事業様を対象に多言語表記の実態調査を実施しました。
本年度の調査事業では、40以上の施設様にご協力を頂きました。
具体的には、博物館・美術館、神社仏閣、体験施設、交通機関、飲食店、小売店のご協力のもと、英語をネイティブ言語とする調査員を派遣し、お客様が通る導線上に掲示されている案内や表記について、調査・改善提案を行いました。本調査の結果をふまえ、間違いやすい表現や、観光客に分かりやすい外国語表記をおこなうためのポイント等をご報告します。
外国語表記の実態調査報告会、及び事業様向け外国語表記ガイドライン説明会
令和6年2月28日(水)15:00~16:30
開場:14:30
※リアル開催のみです。
※後日アーカイブとして公開を予定しております。また、ガイドラインは当協会ウェブサイト上でPDF版を公開いたします。
※調査を実施させていただきました個別店舗名や、その具体例等を指摘することはございません。
※業種や当協会の会員資格の有無にかかわらず、どなたでもお申込みいただけます。
QUESTION(クエスチョン)7F
京都市中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2
最寄り駅
京都市営地下鉄東西線 「京都市役所前駅」
京阪電⾞ 「三条駅」
40名(参加者多数の場合は抽選とさせていただきます)
※お1人ずつお申込み下さい。
※お申込後にご都合が悪くなった場合はお早めに事務局までご連絡下さい。
無料
以下、申込受付フォームよりお申込ください。
受付〆切: 2月26日(月)17:00
※結果は〆切の翌日中に全員にご連絡します。2月27日になってもメールが届かない場合は事務局までお知らせ下さい。
※事務局からのメールが迷惑メールフォルダに分類されることがあるようですので、@kyokanko.or.jpからのメールを受信できるように設定をお願いします。
※当選のご連絡を受け取った方は、その旨、事務局にご返信下さい。ご返信の確認をもって参加確定といたします。
調査にあたっての主な観点
・翻訳間違い(Mistranslation)
・表示サイズ(Text Size)
・掲載場所(Placement)
・レイアウト(Layout Design)
・口調(Tone)
・前提知識(Lack of Context)
・英語が無い、英語ではない(No English)
本調査の結果をふまえ、間違いやすい表現や、観光客に分かりやすい外国語表記をおこなうためのポイント等をご報告します。
例えば、このような例です。以下では、言葉遣い(Tone)についてご提案しております。
当日は、元の文章と提案文章では何が違うのかについてもご説明させていただきます。
日本語 | STOP! 大声・暴力・迷惑行為は許しません! 周囲の人に迷惑及び業務に支障が生じる場合は、警備または警察に通報します。 |
元の英文 | STOP!VIOLENCE We report to the police when we find annoying the others. |
ご提案文章 | STOP Verbal / Physical harassment and acts of Public Nuisance will NOT be tolerated. If you are a cause of disturbance to the surrounding people or business, security or police will be notified. |
当日解説する具体例(迷惑行為を防止する為のポスターの文言)
これらのポイントを盛り込んだガイドラインを作成しましたので、こちらの説明もあわせて実施いたします。さらなる増加が見込まれる外国人観光客への対応に、少しでもお役立ていただけましたら幸いです。
公益社団法人京都市観光協会
多言語調査事業事務局
TEL : 075-213-0070(平日 9:00-17:00)
Mail:kyokanko_translation@liigo.world
京都市観光協会担当:木村、福永、堀江
運営業務委託先 :株式会社リーゴ 新井田、吉田