公益社団法人京都市観光協会(DMO KYOTO)では、観光をとりまく諸課題の解決のために、京都観光行動基準(京都観光モラル)の周知・啓発や、混雑状況の可視化、需要分散やサステナブルツーリズムの推進につながる旅行商品開発支援などを、京都市と連携しながら行ってきました。
今後、コロナ禍からの回復が進み、インバウンドの受け入れ再開が加速していく中では、京都の歴史や文化への関心がある、知的好奇心の高い方々のニーズにしっかりと応えられる、持続可能で質の高い滞在経験を生み出す仕組みづくりが、一層重要となります。
そこで、京都市観光協会では、事業者同士のネットワークづくりを促進しつつ、これからのインバウンド向けコンテンツのあり方を考える交流イベント「京都インバウンドカフェ」の第2回目を開催します。
今回は、1泊100万円の宿坊「松林庵」や、コロナ禍でのいち早いECサイト、OMURO88清掃登山など、斬新な取り組みで話題の仁和寺が舞台です。こうした企画の先にある、お客様にとっての体験価値、そして提供側にとっての意義に注目しながら、これからの体験コンテンツのあり方を考えます。