このたび京都大学経営管理大学院・京都市観光協会(DMO KYOTO)が共同で実施する「DMOとしての観光マーケティング手法」に関する共同研究プロジェクトについて、その公開報告会を開催させていただく運びとなりました。
つきましては、ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、万障お繰り合わせの上、ご臨席を賜りますよう、お願い申し上げます。
このたび京都大学経営管理大学院・京都市観光協会(DMO KYOTO)が共同で実施する「DMOとしての観光マーケティング手法」に関する共同研究プロジェクトについて、その公開報告会を開催させていただく運びとなりました。
つきましては、ご多忙のところ大変恐縮ではございますが、万障お繰り合わせの上、ご臨席を賜りますよう、お願い申し上げます。
京都大学観光MBA・京都市観光協会 観光マーケティング
共同研究プロジェクト公開報告会
「観光客の分散化につながる情報行動の変容」
日時:2020年2月12日(水)15:00〜17:00(開場14:30)
場所:京都大学 吉田本部構内 国際科学イノベーション棟5階 シンポジウムホール
京都大学経営管理大学院観光MBAコースは、2018年度より公益社団法人京都市観光協会と「DMOとしての観光マーケティング手法」に関する共同研究プロジェクトを実施しており、このたび2019年度の成果報告会を行います。一般の市民の方々も聴講いただけます。
今年度は、京都市において観光客が特定箇所に集中する傾向に対して、その分散化を促すためにDMOとして行うべき情報提供に関するマーケティング手法の実験を行いました。テクノロジーによる観光客の行動の可視化と把握、それに基づく情報提供が観光客の旅先分散化を促し、京都の「持続可能な観光」実現の一助となることを目指しています。
京都観光オフィシャルサイト「京都観光Navi」「Kyoto City Official Travel Guide」において、日本国内や海外の観光客の情報行動を分析し、分散化に関わる情報提供の効果を検証する実験を行いましたので、その成果を報告します。そこでは日本、中国語圏、および海外の観光客の情報行動と反応の違いが見えてきました。
1.開会挨拶
若林直樹(京都大学経営管理大学院 教授)
2.共同研究のねらい
堀江卓矢(京都市観光協会 DMO企画・マーケティング専門官)
3.共同研究におけるCX(※2)プラットフォーム「KARTE」の活用について
阪茉紘(株式会社プレイド Business Development)
4.研究成果報告
(1)外国人観光客の交通機関利用の意識に影響する情報提供
(2)中国語圏観光客に混雑情報を意識させる情報提供
(3)日本人観光客の回遊を高める情報提供
(4)「京都観光Navi」における観光客の情報行動の可視化手法
5.講評
福原和弥(京都市 産業観光局 観光MICE推進室 観光戦略担当部長)
6.閉会挨拶
主催:国立大学法人京都大学経営管理大学院、公益社団法人京都市観光協会(DMO KYOTO)
共催:株式会社プレイド
協力:京都市
京都大学学生、教職員および一般の方が参加可能です。参加費は無料で事前申込は不要です。
京都大学経営管理大学院 観光経営科学コース事務局
kanko_mba*mail2.adm.kyoto-u.ac.jp(*を@に変えて送信してください)
※1 情報行動
コミュニケーションやメディアの利用など、人間が情報と関わる行為全般のこと
※2 CX(カスタマーエクスペリエンス)
商品やサービスの「価格」や「機能性」といった物理的な価値だけではなく、それらを通して得られる「満足感」や「喜び」というような感情や経験の価値も含めた概念のこと