有職菓子御調進所である「老松」の菓子職人が特別に誂えた京菓子を用いて、期間限定で慶祝呈茶席を実施します!
この度、重要文化財「旧三井家下鴨別邸」では、天皇陛下「即位の礼」慶祝事業として、有職菓子御調進所の「老松」の菓子職人が特別に誂えた京菓子を用いた呈茶席を期間限定で実施しますので、お知らせします。
1 開催期間
天皇陛下「即位の礼」慶祝記念 特別呈茶席
令和元年10月22日(火)~10月31日(木)
2 提供時間
午前10時から午後4時
開館時間は午前9時から午後5時まで、受付終了は午後4時30分
大正14年(1925)に完成した、下鴨神社の南に位置する豪商・旧三井家の別邸。三井家11家の共有の別邸として三井北家(総領家)第10代の三井八郎右衞門高棟(たかみね)によって建築された。建築に際しては、明治13年(1880)に木屋町三条上るに当主の隠居所として建てられた三井家の木屋町別邸が主屋として移築された。昭和24年には国に譲渡され、その後、京都家庭裁判所の所長宿舎として平成19年まで使用される。近代京都で初期に建築された主屋を中心として、大正期までに整えられた大規模別邸の屋敷構えが良好に保存されており、高い歴史的価値を有していることから平成23年に重要文化財に指定される。約4年間にわたる修復工事を終え、平成28年10月から一般公開。