1.1. 概要
令和元年9月から11月にかけて行われるラグビーワールドカップ2019日本大会に伴い,多くの外国人が京都を訪れることが予想される。本事業では,多言語メニューの整備やクレジットカード決済など,一定の基準を満たした飲食店を「Tourist Friendly Restaurant(以下,「TFR」とする)」として店頭表示(ステッカー掲出)することで,気軽に入店しやすい環境を整備するとともに,ステッカー掲出した店舗群から来店特典の情報を収集し,免税店や体験コンテンツなどの情報と合わせWEBサイト,メディアなどで発信することで,消費の拡大や地域活性化へと繋げるものである。
1.2. 実施エリア
本事業の実施に当たっては,市内全域を対象とするものの,WEBサイトに掲載する情報コンテンツに関しては,観光客の分散化,混雑緩和を図る観点を考慮し,京都市観光協会と協議の上,エリア選定を行うこと。
1.3. 評価目標の設定と計測
- TFRステッカー掲出数500店舗
- WEBサイト掲載店舗数200店舗
(TFRステッカー掲出店舗のうち来店特典を提供する店舗)
- 本事業の影響度の計測(PV数,店舗予約,SNSでの反響,メディア取材数等)
1.4. 事業体制
本事業の全体設計を行い,店舗訪問等を実施することで参画する店舗の選定を行うことができるとともに,その情報を的確に訪日外国人に発信できる事業者に業務を委託する。
1.5. 事業規模
上限1,000万円(税込)
1.6. スケジュール
企画提案の募集期間は,令和元年5月14日(火)から令和元年5月28日(火)13時までとする。委託会社の決定は,選考のうえ,令和元年5月31日(金)を予定する。