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【2/17開催】「インバウンド対応力診断2024」報告会 ~海外のお客様からも地元の方からも選ばれるために~ の開催について
公益社団法人京都市観光協会(DMO KYOTO)では、「経営戦略2025」で柱として据えている事業者支援のため、担い手確保に向けた支援や外国語案内表記の実...
京都市及び(公社)京都市観光協会では,外国人観光客への観光情報発信,満足度向上などの受け入れ環境の整備を図るため,外国語による京都観光オフィシャルサイト「Kyoto City Official Travel Guide」を運営しています。
この度,視覚や動作の疾患を抱える方の閲覧環境を向上させるため,障害に応じて画面を自動的に最適化する「FACIL’iti(ファシリティ)」システムを試験導入しましたのでお知らせします。
同システムは,フランス企業が開発したもので,パリ市観光局のほかミシュランなどの世界的大企業で導入されており,日本国内では初の導入事例となります。ラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックの開催を機に,日本・京都の注目度がさらに高まることが予想される中,年齢や障害の有無に関わらず,より多くの方々に京都の観光情報を届けることで,誰もが楽しめる「ユニバーサル観光」の更なる充実を図ってまいります。
なお,試験導入の効果を検証後,本格導入について検討を進めてまいります。
⑴ 概要
フランスのベンチャー企業「FACIL’iti(ファシリティ)」が,フランスの障害者協会の協力のもと,5年の歳月をかけて開発したシステムで,白内障やパーキンソン病等の障害で様々な困難を抱える方がウェブサイトの閲覧や利用をしやすくなるよう,画面を自動的に最適化する。今回,同社の協力を得て,試験的に導入する。
⑵ 主な機能
・高齢者向けに文字のハイライトの変更,フォントサイズの拡大
・色の識別が困難な方には,画像の色合いや配色の調整
・様々な疾患に対応したサポート
⑶ サポートしている主な疾患
・視覚系疾患:色盲,全色盲,加齢黄斑変性症,白内障,老眼など
・動作系疾患:関節症,ウィルソン病,パーキンソン病,多発性硬化症など
・認識系疾患:ディスレクシア(読字障害),光過敏性てんかんなど
⑷ ファシリティの利用方法
ウェブサイトにあるファシリティのロゴマーク(右図)をクリックしてファシリティの設定ページを開き,自身の障害等を選択することで,最適化されたウェブサイトを閲覧できる(設定無料)。
⑸ 導入事例
パリ市観光局,ミシュランなど,欧米の行政・交通・教育・金融機関などが導入している。
平成31年3月31日(日)まで
京都観光オフィシャルサイト(外国語)「Kyoto City Official Travel Guide」
URL:https://www.kyoto.travel/
今後,国内サイトについても,画面表示変換やテキストの読み上げ機能などのユニバーサル対応について,幅広く検討してまいります。
(公社)京都市観光協会 担当:水上(みずかみ)・白子(はくし)(午前9時から午後5時まで)
TEL 075-213-0070 FAX 075-213-1011
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