1.1.概要
外国人観光客が増加する中、受入環境の整備、拡充は喫緊の課題である。こうした中、うどん・そば店や定食屋など、日本人が普段利用する飲食店には、外国人観光客の利用がなかなか浸透していない側面がある。そこで、多言語メニューの整備やクレジットカード決済など、一定の基準を満たした飲食店を「Tourist Friendly Restaurant(仮称)」として店頭表示(ステッカー掲出)することで、気軽に入店しやすい環境を整備し、飲食消費の拡大を図る。
また、対象店舗において、飲食売上実態調査を実施し、飲食消費の動向を把握し、今後の施策に反映させることとする。
1.2.実施エリア
当事業の実施に当たっては、観光客の分散化、混雑緩和を図る観点から、外国人観光客が一般的に集中していない地域を対象とする(伏見区大手筋商店街周辺を予定)。
1.3.評価目標の設定(案)
- 約100店舗へのステッカーの貼付
- ステッカー貼付による店舗への影響度調査(店舗の所感、来店者数や売上の変化等)
1.4.事業体制
本事業の制度設計全般を行い,ステッカー明示項目の選定やデザイン等の企画を実施し、伏見地域における丁寧な店舗訪問を実施することができる事業者に業務を委託する。
1.5.事業規模
上限600万円(税込)
1.6.スケジュール
- 企画提案の募集期間は、平成30年11月30日(金)から平成30年12月14日(金)とする。委託会社の決定は、選考のうえ、平成30年12月18日(火)を予定する。
- 委託会社は、平成31年3月31日の委託期間終了後に、本事業の実施報告書を提出する。