インバウンド向けコンテンツのあり方を考える交流イベント「京都インバウンドカフェ」

公益社団法人京都市観光協会(DMO KYOTO)では、観光をとりまく諸課題の解決のために、京都観光行動基準(京都観光モラル)の周知・啓発や、混雑状況の可視化、需要分散やサステナブルツーリズムの推進につながる旅行商品開発支援などを、京都市と連携しながら行ってきました。

インバウンドの受け入れが加速している中では、京都の歴史や文化への関心がある、知的好奇心の高い方々のニーズにしっかりと応えられる、持続可能で質の高い滞在経験を生み出す仕組みづくりが、一層重要となります。

そこで、京都市観光協会では、事業者同士のネットワークづくりを促進しつつ、これからのインバウンド向けコンテンツのあり方を考える交流イベント「京都インバウンドカフェ」を2022年8月から定期的に開催しています。

最新の開催情報は「NEWS」でもお知らせする他、京都観光MICEニュースレターでも配信します。

1.対象

  • インバウンドの受け入れに関心のある事業者様
  • インバウンド向けのコンテンツを新たに造成しようとされている事業者様 など

※業種や会員資格の有無にかかわらず、どなたでもご参加いただけます。
※事前にお申込みが必要です。応募者多数の場合は抽選になります。

2.参加費

京都市観光協会会員・京都文化交流コンベンションビューロー会員:1,000円

非会員:2,000円

3. 概要

  • 年に5~6回程度開催しています。
  • 毎回、時機にあったテーマを設定しています。前半はゲストからの話題提供や対談、後半はグループワークやワークショップ、交流会などを実施します。内容によっては視察等を組み合わせることもあります。
  • 開催場所は毎回変わります。
  • 時間は2時間~2時間半程度です。

4.過去の開催実績

過去の開催概要は以下をご覧ください。

日時 テーマ・ゲスト
第13回 2024年12月10日

今こそ考えるべきインバウンドのリピーター対策
~台湾の事例と京都のローカルメディアの取り組みから考える~

鍾芝暐氏(京都市台北情報拠点/J&T CONTENTS(株)取締役)
陳淑玲氏(「關鍵評論網」編集長)
上山賢司氏((株)リーフ・パブリケーションズ Sake事業部 AssemblageClubチーフ・ブレンダー)

【開催レポート】 準備中

第12回 2024年9月20日

ひろし・みやこ同盟特別企画                       「広島県観光連盟(HIT)×京都市観光協会(DMO KYOTO) HYPPCafe」

京都×広島パネリストクロストーク
「京都と広島の共通点からみた、インバウンド観光の未来を探る
~「人」に焦点を当てたプロダクトやその魅力について~」

宮田 絵美 氏(まいまい京都事務局 インバウンド担当兼大阪エリアチーフプロデューサー)
西澤 徹生 氏(株式会社ニシザワステイ 代表取締役)
南 知仁 氏(株式会社JTB広島支店教育営業課 営業担当課長)
佐藤 亮太 氏(NPO法人湯来観光地域づくり公社 理事長)
進行:石飛 聡司氏(株式会社mint 代表取締役))

【開催レポート】                      https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20241018

第11回 2024年8月1日 「多様な旅行者に効果的に訴求するMEO対策とは?」

宮本 秀範氏(株式会社リーゴ代表取締役)
寺西一章氏(アミタ株式会社 京都ハンディクラフトセンター事業部営業部長)

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20240926

第10回 2024年6月3日 2023年度「インバウンドイノベーション京都」の成果報告と交流会

まいまい京都 様
長楽館 様
BNRファーム 様
曽根造園 様
achicochi 様
バカン 様

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20240726

第9回 2024年2月7日 「英国の最新メディア事情と富裕層旅行トレンド」

Sharon Coleshill氏
(Spotl1ght Communications Senior Account Manager/京都市ロンドン情報拠点担当)
Kate Crockett氏
(Freelance Travel Writer & Editor, Specializing in Japan)

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20240830

第8回 2024年1月29日 「“売れる”体験コンテンツとは ~広島と京都における事例紹介と交流~」

石飛 聡司 氏(株式会社mint 代表取締役)
三村 理紗 氏(一般社団法人My Japan代表理事)
宮澤 心 氏(ジャパンフードエンターテイメント株式会社 代表取締役)
山根 樹 氏(一般社団法人Discover Noh in Kyoto 代表理事)
※ひろし・みやこ同盟に基づき広島県観光連盟(HIT)との連携企画

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20240423

第7回 2023年10月18日 「〝世界の京都”にふさわしい?多言語表記から考えるおもてなし」

小杉 泰 氏(立命館大学立命館アジア・日本研究機構 教授/アジア・日本研究所所長)
ザッカリー・カプラン 氏(Zackary Kaplan Consulting & Translation代表)

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20231219

第6回 2023年9月1日 「どうなる中国市場?コロナ禍を経た旅行・消費動向の変化」

劉瀟瀟 氏(中国若者富裕層ビジネスコンサルティング代表)
清水泰正 氏(インバウンド戦略研究所代表取締役)

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20231019

第5回 2023年7月11日 2022年度「インバウンドイノベーション京都」の成果報告と交流会

Discover Noh in Kyoto 様
Kyoto Meditation Center様
株式会社ニシザワステイ 様
株式会社レオタニモト 様
株式会社高津商会 様
アミタ株式会社(京都ハンディクラフトセンター) 様
ウィズシード・ホスピタリティ・マネジメント株式会社 様(hotel tou nishinotoin kyoto by withceed)

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20230711

第4回 2023年2月9日 「どうすれば届く?海外メディアの業界構造と、いま業界が注目する情報とは」

Mandi Stefanak氏(Myriad/京都市海外情報拠点(ニューヨーク&ロサンゼルス)担当)
京都市観光協会プロモーション担当課長 西村 崇

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20230209

第3回 2022年12月21日 「京都へのまなざし ~富裕層の視点と京都の課題~」

田中 英司 氏(ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resortsチーフコンシェルジュ)
小山 明美 氏(KYOTO CONCIERGE SERVICE)

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20221221

第2回 2022年10月26日 「「体験」の先にあるもの ~仁和寺の事例から考える、お客様と提供側、それぞれの価値とは~」

金崎義真氏(仁和寺財務部管財課・財務部拝観課 課長)
大石哲玄氏(仁和寺総務課・華道課 課長)

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20221026

第1回 2022年8月25日 「ガイドツアーの世界事情と京都事情」

渡辺 眞紀 氏(ゲットユアガイド・ジャパン(株) ディスティネーション・マネージャー)
松浦 玲佳 氏(MYKエンタープライズ)

【開催レポート】
https://www.kyokanko.or.jp/report/inboundcafe20220825

【開催レポート一覧】

https://www.kyokanko.or.jp/report/?cat=inbound_cafe_report

 

5.参加者の声

  • 従来の「セミナー」とは違い、少人数で横の繋がりが作りやすく、かつテーマは最先端なので、とても助かります。
  • 他事業者との関係づくり、他事業者の取組等とても役に立っており感謝しております。
  • 何人か、以前にインバウンドカフェでお話ししたり、顔を覚えてくださっていたりする方が出てきたので、このイベントは回数が増すほど有意義になっていくように感じた。観光協会の方にご紹介いただくと、特に話しやすい。
  • 自分では接点を持つことができないスピーカーの方のお話で非常に勉強になりました。
  • 皆さまのお話をお聞きして業種は異なるものの取り組みの姿勢や求められる本質は同じだということを痛感いたしました。ここ近年だけではなく、10年、20年先を見越した事業に成長させていきたいと思いました。
  • 様々な業種の方の取り組みやお考えを聴く機会を得られることはとてもありがたく、自身に何ができて、何が足りないかを考えるきっかけをいつもいただいています。個人事業主であり、スタッフもいないという環境であるので、孤軍奮闘しているかのような思いにとらわれがちなので、他のお話を伺うと共有できる事がありがたいです。

6.お問い合わせ

公益社団法人京都市観光協会 企画推進課
福永・水本・イガ
TEL:075-213-0070
E-mail:inbound_i@kyokanko.or.jp