当協会では、「経営戦略2025」で柱として据えている事業者支援のため、「京都観光事業者調査・従事者調査」の実施、担い手確保に向けた支援、外国語案内表記の実態調査及び外国語表記ガイドラインの制作などを行ってきました。
一方で、インバウンドが急激に戻りつつある中、店舗や観光施設様などにおいては外国語対応のみならず、デジタル化対応や多様化する来訪客への対応など、様々な課題を抱えていらっしゃるかと思います。お客様の満足度を高めつつ、地元にも歓迎される、持続可能な経営を実現していくためにも、こうした課題の把握とあわせて具体的な改善までサポートをおこなっていくことが重要であると認識しています。
こうした背景を踏まえて、当協会では各事業者様の対応力診断の実施に加え、診断結果を踏まえた具体的な改善支援をおこなう標記の事業を実施します。ご関心のある事業者様はぜひお知らせ下さい。
調査項目は以下を想定しています。
現地覆面調査 | 接遇の印象、問合せ対応など |
外国語案内表記点検 | |
キャッシュレス・免税・予約・キャンセル対応等 | |
マイノリティ対応(ビーガン、ムスリム、バリアフリー、LGBTQなど) | |
設備投資の状況(デジタル化対応、業務効率化につながる機械やシステムの導入、老朽化した設備や内装等のリニューアル等) | |
オンライン調査 | 公式サイトや公式SNS、Google Business Profile運用状況 |
その他 | 店舗・施設周辺の地域住民からの評判調査 ※具体的な方法は検討中です |
※例年実施しております「京都観光事業者調査」にも是非ご協力をお願いします
京都市観光協会会員および・京都文化交流コンベンションビューロー会員のうち、観光客に対して直接サービスを提供する店舗・施設
(宿泊施設、飲食店、博物館・美術館、観光・体験施設、小売店など)
※非会員からのお申し込みも歓迎しますが、年度内のご入会が条件となります。詳細は、入会案内ページをご覧ください。
無料
※診断にあたって費用はかかりませんが、覆面調査員がサービスを受ける場合の実費は貴社でご負担いただきます。
(覆面調査時は調査員が払いますので、後日、精算(実費分の請求書の発行)をさせていただければと思います。金額の上限については事前にご相談させていただきます。また、上記以外の精算方法をご希望の場合はその際にお知らせ下さい。)
・診断の結果を個別にご報告します。
・具体的な改善策をご提示させていただきます。(特に改善を要する項目)
※実際に改修等をされる場合の費用は各施設様のご負担となります。
<診断の流れ>
ご応募受付
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事務局から確認のご連絡
(覆面調査のおおよその時期の確認、調査実費の上限や精算方法などの確認等)
※調査再委託先からご連絡させていただきます。
↓
各種調査の実施
↓
必要に応じて補足確認や補足ヒアリング等の実施
↓
分析・取りまとめ・改善提案の作成
↓
ご報告
<スケジュール>
7月-9月 参画事業者様の募集
9月-10月 オンラインでの調査(webサイト等)、施設や店舗等の覆面調査の実施
11月 結果の取りまとめ・分析
12月-1月 結果のフィードバックと改善支援
※現時点の予定ですので、今後変更になる場合があります。
2024年11月25日(月)〆切
<参考>
京都観光事業者調査および京都観光従事者調査(2023年)の結果について
https://www.kyokanko.or.jp/report/20240306/
「外国語表記ガイドライン」の発行
https://www.kyokanko.or.jp/news/20240329_4/
「観光コンテンツ造成支援ハンドブック」の発行
https://www.kyokanko.or.jp/news/20240329_3/
公益社団法人京都市観光協会(DMO KYOTO)
企画推進課 担当:福永、小笹、堀江
Mail:marketing@kyokanko.or.jp
TEL : 075-213-0070(平日 9:00-17:00)
【調査委託先】
(公財)日本交通公社
【再委託先】
(株)リーゴ
(株)日本旅行