このたび、公益社団法人 京都市観光協会(DMO KYOTO)は、観光客の現在の京都への訪問意向を定量的に把握することを目的に、京都観光意向指数(通称:行こう指数)を開発しましたのでお知らせいたします。
これまで、観光客の入洛状況に関する指標は、京都市観光協会データ月報として発表している市内主要ホテル統計をはじめ、訪問実績にまつわるものがほとんどでした。そこで当協会では、訪問前の意向を多角的に考慮し、定量的に捉えることができる指標として、日本人の京都観光に関するインターネット上の情報の閲覧者数を分野ごとに指数化して統合した「行こう指数」を開発しました。今後この指数にて、刻々と変化する観光客の訪問意向の推移をお届けすることは、京都の観光事業者にとっても、市場の動向把握や、事業計画の助けになるものと考えています。
今後、指数の精度改善を重ねながら、毎月の値を京都市観光協会データ月報内でお知らせして参ります。また、将来的には、需要予測への活用や、外国人観光客版への拡張を検討して参ります。