平成27年(2015年)外国人客宿泊状況調査

UPDATE :
2016. 02. 25
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データ月報

調査結果のポイント

外国人利用割合

35.1%

6.2pts

外国人宿泊客は前年比 135.1%と大きく増加した。客室利用割合でも前年を 6.2 ポイント上回る 35.1%と大きなシェアを占め、7 月には初の 40%超えを記録するとともに、8 月に 11.2 ポイント増となるなど、すべての月で前年を上回った。

客室稼働率

88.9%

2.6pts

客室稼働率は前年を 2.6 ポイント上回る 88.9%という高水準に達し、記録的な 1 年となった。特に、90%を超える月が 5 か月から 7 か月に増え、2 月、6 月、7 月は前年比 8.4~9.7 ポイント増という大きな伸びをみせた。

中国からの観光客の拡大

19.9%

7.9pts

市場別では、台湾が引き続き 1 位となったが、中国が前年の 2 倍を超える増加をみせ、アメリカを抜いて2位となった。

調査概要

概要

外国人宿泊状況をタイムリーに把握できるよう、平成 26 年(2014 年)4 月以降、京都市内の主な
ホテルの協力を得て、国・地域別の調査(「実人数」「延べ人数」「延べ部屋数」)を毎月実施。

※全国で唯一の取組(協会、ビューロー調べ)
なお、本調査における外国人は、日本国籍以外のパスポートを有する人で、ビジネス、観光を問わない。

対象ホテル(平成 30 年 3 月現在)

  • 30施設 8,386 室
    ※市内ホテルの客室ベースで約 4 割をカバー
    ※今回の年間集計(前年比調査等)の対象は 27 施設 7,892 室
  • 2015 年 11 月分まで、「延べ部屋数」で集計・分析してきたが、日本政府観光局(JNTO)統計等との比較を行う観点から、今回分から「実人数」で集計・分析。

分析数値

「客室稼働率」「外国人利用割合」は、「延べ部屋数」の集計による。「構成比」「伸率」は、日本政府観光局(JNTO)統計や京都観光総合調査との比較を行う観点から、「実人数」の集計による。なお、京都 30ホテルの「構成比」は外国人客における国・地域別割合である。「日本全体」については、日本政府観光局(JNTO)発表の「訪日外客数(訪日外国人旅行者数)」を示す。

京都観光総合調査との関連について

京都市全体の観光動向の把握については、ほぼすべての市内宿泊施設(旅館業法許可施設)を対象とする「京都観光総合調査」(京都市から年 1 回発表)が基本指標となる。当調査は、インバウンドマーケットの傾向を把握するため、京都市内の主なホテルを対象とするサンプル調査であるため、その他ホテルや旅館、簡易宿所、いわゆる「民泊」等に宿泊した外国人客は含まれておらず、訪日外客数(日本全体)との比較等も参考分析という位置づけとなる。

調査レポートのダウンロード/分析ダッシュボード

調査レポートの詳細な分析結果(PDF)のダウンロード、また各種データを自由に加工・分析していただける
分析ダッシュボードについては、以下からそれぞれお申込みください。

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