この度,京都国際マンガミュージアムでは,京都市認定通訳ガイド(京都市ビジターズホスト)による英語ガイドツアーを試行実施しますので,お知らせします。
マンガミュージアムでのガイドツアーは,初めて実施するもので,通訳ガイドならではのきめ細かな館内案内を行い,本年9月の「国際博物館会議(ICOM)京都大会」の開催を控え,多言語対応の充実と外国人入場者の満足度向上を図ります。
参加者へのアンケート実施を通じて,外国人入場者のニーズや嗜好を把握するとともに,本格実施に向けた検討を進めてまいります。
(1)日 時
平成31年2月18日(月)~3月1日(金)
<ツアー実施日>
2/18(月), 2/19(火), 2/21(木), 2/22(金),2/23(土), 2/24(日), 2/25(月), 2/26(火), 2/28(木), 3/1(金)
平日:①12時半~ ②15時~
土日:①11時~ ②14時~ /所要(各45分),1日2回
10日間で計20回実施
※取材御希望の場合は,できる限り事前に御連絡ください。
(2)場 所
京都国際マンガミュージアム(京都市中京区烏丸通御池上る)
(3)対 象
外国人入場者(アンケート調査に御協力いただきます)
(4)料 金
試行実施のため無料(ただし,入館料は別途必要)
(5)申込方法
事前申込不要。当日,1階「マンガ万博」コーナーで受付(先着順)
各回定員10名程度
(6)内 容
マンガミュージアムの魅力を45分に盛り込んだガイドツアー。元小学校を活用した建物,翻訳本コーナーや紙芝居などの見どころを解説します。
(7)主 催
京都国際マンガミュージアム,京都市,公益社団法人京都市観光協会
(8)協 力
公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー
京都国際マンガミュージアムは,京都市及び京都精華大学の共同事業として2006年に開館。マンガ資料の収集・保管・公開とマンガ文化に関する調査研究,これらの資料と調査研究に基づく展示やイベント等の事業を行う文化施設として,年間約30万人が訪れています(累計約328万人。平成30年12月現在)。
保存されているマンガ資料は,江戸期の戯画浮世絵から明治・大正昭和初期の雑誌,戦後の貸本から現在の人気作品,海外のものまで,約30万点。これらの資料を基に進められる調査研究の成果は,展示やセミナー,ワークショップという形で公開しています。
また,建物は,昭和初期建造の元・龍池小学校校舎を活用しており,当時の佇まいを残しています。
(1)京都市認定通訳ガイドの認定者数
153名(平成30年9月末時点)
英語:127名,中国語:25名,フランス語:11名,スペイン語:6名
※ 複数言語取得している登録者がいるため合計数と合わない。
(2)京都市認定通訳ガイド(京都市・宇治市・大津市地域通訳案内士)について
京都市が平成27年度から国の特区制度を活用し,一定の語学力を有する方に伝統産業や文化財をはじめとする京都観光の奥深い専門知識を身に付けていただき,有償により,外国語で京都の様々な魅力を伝えることができる通訳ガイドの育成・活躍支援を行ってまいりました。
平成29年12月からは京都市と繋がりが深い,宇治市,大津市と連携し「世界文化遺産 古都京都の文化財」の所在地域全域の魅力を横断的に外国人観光客に案内いただく制度へと発展することで,京都市近郊への周遊や長期滞在の促進,外国人観光客の満足度の更なる向上,旺盛な消費意欲の取込みの強化等を図っております。
なお,平成30年1月4日の「通訳案内士法及び旅行業法の一部を改正する法律」の施行に伴い,通訳案内士法で定められる「地域通訳案内士」に基づく制度へと移行しています。
京都市産業観光局新産業振興室 担当:芝野・牧澤
TEL:075-222-3324 FAX:075-222-3331
京都国際マンガミュージアム 担当:中村
TEL:075-254-7414 FAX:075-254-7424