・現在、1日平均約200万人が米国国内を旅行している(2019年4-7月期の約76%相当)。運輸保安局及びユナイテッド航空CEOは、レジャー需要がパンデミック以前の水準に達したと報告しており、デルタ航空も再び利益を上げている。
・米国の旅行業は、ワクチン接種率の上昇に伴い、少しずつ回復している。特にカナダが米国人旅行者の受入れを開始し、8月中旬からはEU諸国(一部)の旅行者も受入れを開始する予定である。EU諸国においても、米国人旅行者の受入れは開始されている。
・米国人の日本への渡航時期については、日本での隔離期間が完全になくなってから再開が見込めると予測されている。
・大手PRグループ「MMGY」の調査や大手プロバイダー「Cision」社のジャーナリストに対する調査によると、パンデミック関連の報道と共に新たな編集戦略の一環として、“平常に戻るためのバランスを図った掲載”が求められている。つまり、旅行/観光のテーマを希望するメディアが増加傾向にある。特にメキシコ、コスタリカ、カリブ海といった開放されたデスティネーションへの取材が復活している。(※ワクチン接種したジャーナリストを受入)