7月某日。「~明治維新150年記念~ 幕末維新の志士たちゆかりの地をたずねて」のバスツアーに参加してきました!

今回は「幕末維新の志士たちゆかりの地」をめぐるコース。

今年の「京の夏の旅」パンフレットの表紙にもなっている「輪違屋」さんもコースの一つ。写真の「傘の間」も見られます!
ファンの多い幕末維新の時代。どんな新しい出会いがあるか楽しみです!

京都タワー!真夏の雲と青空。今日も暑くなりそうです。

本日のガイドさんと運転手さん。今日も1日よろしくお願いします!

ガイドさんの車中でのお話は、楽しみのひとつ。見学前の予習だったり見学後の復習だったり、京都のこと全般だったり。聞き逃したらもったいない!

幕末維新ミュージアム 霊山歴史館。幕末維新専門博物館は日本でここだけ!

幕末好きには見どころだらけ!

実は、昭和43年に松下幸之助が創設したミュージアム!!

近接する京都霊山護国神社には、多くの幕末の志士が眠っています。
この神社は靖国神社よりも一年早く国営墓地となった歴史あるところ。
ですが、戦後GHQ占領下では「幕末の志士」の国のために動いた行動が戦争の思想と被るとのことで、その後荒れ放題に。。。
その状況を見かねた松下幸之助氏は、お墓を整備しその近くに幕末維新の専門ミュージアムを作ったとのことです。

高台寺の駐車場でバスを降りて、徒歩で移動します。途中、こんな京都っぽい風景が見られます。

維新の道。ちょっとした坂を少し歩きます。

坂を上がって、霊山歴史館の手前が「京都霊山護国神社」。時間がゆるせば志士たちのお墓参りもできますよ。

「大西郷展(だいさいごうてん)」が開催中!

現在放映中の大河ドラマ「西郷どん」にあわせ、現在は「大西郷展」が開催中。
当コースでは学芸員の方による展示物の説明もあります。個人だと見逃しそうなポイントもわかりやすく説明してくれます。

右端の写真のような西郷隆盛の肖像画
イタリア人画家によるものなのですが、実は西郷隆盛の顔を見たこと無かったとか!
顔の上半分は西郷隆盛の弟、下半分は西郷のいとこ大山巌の顔を組み合わせたそうです。が、良く似ているとか?!
怖い顔のイメージがあるのですが意外にも目がパッチリしてたんですね~

『西郷さんとイヌ』
西郷さんはいつもイヌを連れていて、イヌ好きのイメージがありますが、 これは実は太りすぎのため、医者からイヌを連れて散歩するようにとのお達しがあったようです。いわゆるダイエットのためだったんですね。

『近藤勇の愛刀』
近藤勇が三条河原に晒された際、下僕が近藤の首と刀を会津に持ち去ったと伝わるそうです。 この刀の刃の部分の覚書にも、会津若松に埋められると書かれていて、近藤勇の首は会津に埋っているのが有力説とか!

『龍馬を斬った刀』
桂早之助が龍馬を斬ったとされる刀。龍馬の身体にはたくさんの刀傷があり「龍馬を斬った人」もたくさんいたようで、桂早之助もその中の一人だそうです。

通常の展示も充実!体験コーナーもお楽しみください!

2階には松下幸之助氏の銅像。

手を入れて刀を持ち上げてみることで、刀の重さを実感できるコーナーなど、体験コーナーが充実!

撮影OKなのは、館内でここだけ!

衣装もたくさん用意されてるので「家族全員で新選組」とかもできます!

Point

幕末にもっと詳しくなれる!クリアファイルがオススメ!!

『幕末維新ミュージアム 霊山歴史館』では「新選組録」と新選組に係る事柄が満載のクリアファイルや、「幕末出来事相関図」と人物や出来事が図で記されてるクリアファイルなどなど、売店で売られています!
これから「幕末ファン」になりそうなお子様お土産用にも、もちろん自分用にもオススメグッズです!

京都をしばし南下して、伏見方面へ!

向かう途中、ちょっとだけ高速を通ります。
高いところからの景色。京都ではなかなか見る機会が少ないので、一瞬をお見逃しなく!(すぐに壁に覆われますので、最初の一瞬だけなのですよ~)

鳥羽伏見の戦いゆかりの地。御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)!

この表門は、旧伏見城大手門で重要文化財!

表門には、4つの中国の古いお話が描かれています。

それぞれのお話をガイドさんが説明してくれます。説明がなかったら、特に気が付かないような上方の部分。 こういった細部の楽しみを伝えてくれるのも観光バスツアーのいいところです。

表門を見上げると、4つの話しが描かれています。

夏の京都も暑いです。日差しが強い時は、日陰に入って話を聞きましょう!

表門をくぐって境内へ。木々の緑と空の青がキレイ!

木々も多いので、日差しがきつくても日陰はたくさんありますよ。

日陰に入るとちょっと涼しげです。木漏れ日がやさしく感じます。

鳥羽伏見の戦いの薩摩軍の屯所ということで碑が建っています。

「日本の名水百選」に選ばれた『御幸水(ごこうすい)』

湧き出た当初、いい香りがしたことから「御香水」と呼ばれたそうです。どんな香りがしたんでしょうね~

飲料用、お持ち帰りもいただける水ですが、念のため煮沸して召し上がってくださいね、とのことです。

『御幸水』。こちらは飲めない(飲料不可)方。でも冷たくて気持ちいい!

『御幸水』こちらは飲める(飲料可)方。「念のため一度煮沸してください」とのことです。こっちも冷たい!

水占い。300円です。水で濡らすと文字が浮き出ます。なんか楽しい!

明治維新150年記念の御朱印。期間限定、500円です。

伏見の名水「清和の井」。清和荘さんで昼食!

予約しないと食べられない本わらびの「わらびもち」や、お庭で「流しそうめん」を楽しめることでも有名な清和荘さん。

伏見の名水「清和の井」の水を使ったお料理をいただきます!

大通りでバスを降り、少し住宅街を歩きます。車には気をつけましょう!

伏見の住宅街をてくてくと進むと、風情のある門が現れます。

「近藤勇遭難の地」。なるほど、ここも明治維新150年ゆかりの地なんですね。

伏見の名水「清和の井」。玄関横でひんやりした雰囲気をかもし出しています。蓮の花もキレイ!

お庭を眺めながら、夏らしい京料理をいただきます!

夏にぴったりメニューの京料理。
「鱧」「長茄子」「すずき」など夏が旬の食材が満載!

全てがバランス良くて、ひとつひとつが丁寧に作られてるな、と見た目にも分かるお料理です。
味、量共に、暑い夏にぴったり!

別料金にはなりますが、飲み物も注文いただけます。清和の水を使った清和荘さんオリジナルの日本酒『清和のしずく』がオススメ! 瓶も涼しげで可愛らしいので、お土産にもよいかも!

(メニューは変更になる場合がございます。)

鱧の湯引きや長茄子の揚げ浸し(和蘭煮)など夏っぽいメニューが嬉しい!

口取は盛りだくさん!だし巻き玉子、地鶏の塩焼き、そしてここにも「鱧」の鱧ざくだったり、良い意味で所狭し状態です。美味しい!

鱧湯引きの土佐酢ジュレ。あっさり酢の物です。京都の「夏」といえば「鱧」。ランチに組み込まれてるのは嬉しいです!

グレープフルーツゼリー。絶品!グレープフルーツってこんなにコクがありましたっけ?という印象になるゼリーです。

この日の昼食会場はテーブル席。(運行日によって変更の場合があります)

館内。お庭が見えるカウンター席。こんなところでお酒飲んだら美味しいでしょうね~

メインのお庭。夜は「流しそうめん」がこの庭でできちゃいます!お庭もとてもステキなので、食事の後はちょっと回遊してみてくださいね。

清和荘オリジナル商品。左上が『清和のしずく』ブルーの涼しげな瓶が可愛いです

ちりめん山椒や昆布佃煮も清和荘さんの人気商品です!

玄関には打ち水が。日本の伝統ですね。見た目にも涼しげです。

食事の後は、バスまで先ほどの道を少し歩いて戻ります。

さあ、次は少し北上して京都島原「角屋(すみや)」さんへ!

島原といいますが。。。


京都の島原と言いますが、実は「島原」という地名は無いのです。
島原の花街は秀吉の許しを得て柳馬場二条に開設したのが始まり。
その後の移転騒動で現在の場所に移転。辺鄙な場所に移転させられた、この騒動が、当時の長崎で起きた「島原の乱」に似ているということで、 「島原」と呼ばれるようになったようです。

角屋は揚屋。いわゆる宴会場です。

揚屋とは、宴会場のこと。 太夫さんたちを呼べますが、大宴会場を備えた施設であって宿泊は不可。
泥酔されたお客さんも必ず家まで送り届けたそうです。
また、息子が田舎の母を呼んでご馳走する、そんな親孝行の場としてよく使われてた場所だったようです。

島原界隈は、京都中央卸市場のすぐ近く。一歩入るとガラリと雰囲気が変わって、石畳の風情ある町並みが広がります。

夏の旅公開時は、普段閉鎖のこちらの入り口から入館できます。

ガイドが軽快な語り口で角屋の魅力を伝えてくれます。

「角屋」の取り壊しを救った、西郷さんが使った盥(たらい)

終戦前、JR(当時の国鉄)沿線のこの地域は、空襲の危険があるとのことで取り壊しの指示が出ていたそうです。 その時視察にきた京都市の職員が、この盥を見て「明治維新の遺構」と理解を示してくれたため、取り壊しを免れたそうです。

かまどがずらり!大宴会場なので大人数分の料理をここで作ります。

こちらは流し。現在のような後片付けをしないからでしょうか。他の大きさに比べると以外とシンプル。

台所は一面フラットな畳の間。今でいうバリアフリーです。たくさんの料理の配膳が行われるため、段差などをなくして事故などが起きない工夫がされていました!

刀箪笥(かたなたんす)。お侍さんの刀を保管する箪笥。当時の利用者はお侍さんが多かったんですね。

刀掛(かたなかけ)。こちらは一旦お預かりするだけ。

江戸時代末期の献立表。会津藩の宴会の際のもの。

当時のガラスの器。かなりの高級品?!

臥龍松の庭。松の間(大広間)は昼間仕様です。

新選組の芹沢鴨が暗殺前日に宴会をしていたのが、まさにこの部屋。

角屋は宿泊施設ではないので、泥酔してしまったお客さまも必ず家まで送り届けたとか。 芹沢鴨も暗殺の夜は角屋で飲んだ後、送り届けられた八木家で就寝中に殺害されたようです。

この広い庭、広さのわりに灯篭など灯りを灯すものが少ない。これは、大広間が夜用ではなく昼間用ってことだそうです。

松の間の床の間。芹沢鴨もこの当たりで飲んでいたのでは?!

網代の間。赤色の壁は当時一般では使えない特別な色だったとか!

Point

「島原のQ&A」は必見!

今回パンフレットと一緒にいただいた「島原のQ&A」これはとても中身が濃い!
一般的に「色街」と知られている事柄の、いろんな疑問に答えてくれます。

江戸「吉原」との比較がされていたりと、いろんな疑問をクリアにしてくれますよ。
話しでも聞ける内容もありますが、こちらはきっちり紙になっていますので、後で読み返しもできてよいですね。
揚屋と置屋。花魁(おいらん)と太夫(たゆう)などなど。興味深い内容が満載です!

輪違屋(わちがいや)は「置屋」さん。2つの輪のロゴが目印!

「置屋」は「揚屋」などに太夫や芸妓さんを派遣するところ。


輪違屋は、当初は置屋のみで「養花楼(ようかろう)」の名前で営業していました。その後、明治に入って今の形で「輪違屋」となったようです。
その後「お茶屋」業も兼務し、お客様との宴会も行われるようになったとか。 そして現在は、太夫のみを抱え現役営業中です。

元々宴会場ではないので、「角屋」とは違い、輪違屋はこじんまりとしています。

ガイドさんのお話。バスツアーでは各見学箇所で、ガイドさんの解説が聞けるのも嬉しいところ。

太夫さんたちがお客さんに「会いにきて」と送った手紙(和歌)の数々。現在でいう営業メールですね。芸事を極めた太夫さんの送る手紙。ステキな言葉がつづられてるんでしょうね~

近藤勇の書。屏風で飾られています。新選組も皆、お馴染みのお客様だったんですね~

「京の夏の旅」パンフレットの表紙にもなっている2階「傘の間」

こちらの傘の間。もしこんな近い距離で太夫さんと一緒なら、と想像するとテンションかなりあがります!

太夫とは芸事全てに優れた技能を持ち、遊宴の席でもてなしを公認された最高位の女性。(花魁は芸事は必要なかったようです)ここ輪違屋では、その太夫が今も数名在籍しています。
日本に、京都に住んで長いのですが、知らないことだらけです。

2階に上がる階段は、とっても急!2階に上がれる人数には制限がありますので、係員さんの指示に従ってくださいね。

「太夫の間」は太夫さんの控えの間。豪華絢爛な着物が飾られています!

「紅葉の間」は本物の紅葉が壁に練りこまれています。

「傘の間」横には、また新しい蝋燭の後が!最近宴会があったことが伺えます。いいなあ。

輪違屋のロゴののれん。何気に可愛いので、ロゴマークを探してしまいます。

こちらも刷りガラスに輪違屋ロゴ!

「紅葉の間」の電気にも輪違屋ロゴ!

京都って奥が深い!京都観光は、毎回新鮮なことばかり!

「幕末」「明治維新」がテーマの今回の旅。楽しめること間違いなし!

一般的に、歴史の中ではなじみの多い「幕末」。坂本龍馬や新選組という小説やドラマの題材になることが多い時代です。知ってるようで、実は知らないことが多いこの時代。「知ってる知識に+アルファがいっぱい!」そんな今回のツアーでした!

今日も一日ありがとうございました!

霊前歴史館の撮影コーナー、入り口にて。幕末の志士のツーショットを撮ったりも楽しめます。(笑)

今回はどーんと胸元に貼りました。昨年は半そでの上腕に貼り、上着を着たら見えなくなることが判明。「ツアーの参加者です」と周りの方に分かればいいので、目立つところに貼りましょう!

京都ゴビゲーター後記
京都島原と吉原って?太夫と花魁って?花街って?などなど。何かと興味深いのですが実は説明できない知らないことだらけ。
今回プランの「角屋」「輪違屋」さん2軒の見学で少し謎が解明されてきました!
「明日、誰かに話したくなる!」そんな気分になる今回のコース。皆さんも是非参加してみてくださいね~
さあ、次はどれに行こう♪
注:今回は特別に許可を得て、各公開箇所の写真撮影をさせていただきました。
公開箇所の場所によっては撮影不可のところもありますのでご注意ください。
また、見学の順番が異なる場合がありますので、ご了承ください。

京の夏の旅 定期観光バス特別コース
『~明治維新150年記念~ 幕末維新の志士たちゆかりの地をたずねて(L)』に戻る