「近代の名建築」や「眺望」「庭園の美」などをテーマに、通常非公開の建築、庭園などの文化財が、期間限定で特別公開されます。

ご案内つき…各公開箇所ではガイドによるご案内も行っています。

期間

平成29年7月8日(土)~9月30日(土)
※一部公開期間が異なります。詳しくは各見学箇所欄をご覧ください。
※祭典・法要や悪天候など、都合により拝観・見学できない日や時間帯が生じる場合があります。

※急な変更情報はfacebookでお知らせする場合があります。https://www.facebook.com/kyokanko

時間

10:00~16:00(受付終了)

※東本願寺飛地境内地 渉成園「蘆菴」は9:00~16:30(受付終了) 17:00閉門
※旧三井家下鴨別邸〈主屋二階〉は9:00~16:30(受付終了)

料金(1ヶ所につき)

■本野精吾邸/大雲院 祇園閣/上賀茂神社 本殿・権殿/下鴨神社 本殿・大炊殿

大人 600円/小学生 300円

■京都大学 花山天文台

大人 800円/小学生 400円

■東本願寺飛地境内地 渉成園「蘆菴」

お1人500円以上の庭園施設維持・保全のための「庭園維持寄付金」をお願いしています。500円以上お納め頂いた方には「渉成園ガイドブック」を贈呈。

■旧三井家下鴨別邸(通常公開部分の料金含む)

大人 600円/中高生 400円/小学生 300円

お問合せ

京都市観光協会 TEL 075-213-1717(9:00~17:00)

【写真撮影/横山健蔵・山岡正剛・柴田明蘭】
カメライラスト特別公開箇所での写真撮影はご遠慮いただく場合がございます。
靴下イラスト文化財保護のため、建物に上がられる際には素足ではなく、靴下の着用・準備をお願いいたします。
 

本野精吾邸 (もとのせいごてい)

~日本最初のモダニズム建築~

 日本のモダニズム建築の先駆けとされ、大正から昭和にかけて活躍した建築家・本野精吾(もとのせいご)の元自邸。京都市考古資料館(旧西陣織物館)などの代表作で知られる本野が自ら設計して大正13年に建てたもので、日本最初のモダニズム建築作品とも言われています。中村鎮(なかむらちん)式コンクリートブロックをむき出しのまま使用した外観や玄関ポーチが印象的で、葡萄(ぶどう)をデザインした暖炉や明かりとりの天窓など内部の意匠もみどころです。

※7/15(土)、8/19(土)、9/16(土)は見学休止、7/14(金)、8/18(金)、9/15(金)はいずれも15:30(受付終了)までの公開

所在 北区等持院北町
アクセス 市バス50系統「立命館大学前」下車徒歩約4分

 

大雲院 祇園閣 (だいうんいん ぎおんかく)

~エキゾチックな昭和の名建築 閣上からの絶景~

 天正15年(1587)、織田信長・信忠父子の菩提を弔うために創建された寺院。大倉財閥創始者・大倉喜八郎(おおくらきはちろう)の別邸の一部であった祇園閣は、今年生誕150年を迎える建築家・伊東忠太(いとうちゅうた)の設計による昭和初期の名建築です(国登録有形文化財)。高さ36m、祇園祭の鉾(ほこ)をモチーフにした外観で、鬼(魔物)を装飾した照明など、独特の意匠が施されています。閣上からは360度周囲の眺望を楽しむことができます。

※9/26(火)は拝観休止

所在 東山区祇園町南側
アクセス ・市バス206系統「東山安井」下車徒歩約5分
・JR奈良線「東福寺」駅で京阪電車乗換「祇園四条」駅下車徒歩約15分

 

東本願寺 飛地境内地 渉成園「蘆菴」(ひがしほんがんじ とびちけいだいち しょうせいえん ろあん)

~「お東(ひがし)さん」の飛地境内地 二階建て茶室特別公開~

「枳殻邸(きこくてい)」の名で知られる渉成園(名勝)は、東本願寺の飛地境内地(別邸)。江戸初期に石川丈山(いしかわじょうざん)が手がけた庭園に風雅な建物が点在し、歴代門首の隠居所として使われてきました。幕末、徳川14代将軍・家茂(いえもち)、15代将軍・慶喜(よしのぶ)も訪れており、「大政奉還150年記念」の今夏、二階建て茶室「蘆菴(ろあん)」が特別公開されます。一階は七畳、二階には四畳半に次の間があり、肘掛窓(ひじかけまど)から美しい庭園の眺望を楽しむことができる瀟洒(しょうしゃ)な煎茶(せんちゃ)席です。

所在 下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
アクセス 京都駅から徒歩約10分、もしくは地下鉄烏丸線で「五条」駅下車徒歩約7分

 

京都大学 花山天文台 (かざんてんもんだい)

~古都から宇宙を想う 日本天文学の礎を築いた天文台~

 東山連峰の山中に、昭和4年、日本で2番目に設立された大学天文台。施設建造物や望遠鏡に博物的価値がありながら、現在も最新天文学の研究の場として観測が続けられています。直径9mのドームがある「本館」には、国内3番目の大きさの45cmの屈折望遠鏡があり、山頂の施設ならではの眺望も楽しめます。また、開設当初に建てられた「歴史館」(旧子午線(しごせん)館)は大正から昭和の洋式木造建築として貴重なもので、天体観測資料などが展示されています。

所在 山科区北花山大峰町(東山ドライブウェイ内)
アクセス 地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅(乗換)、地下鉄東西線「蹴上」駅下車、1番出口からタクシーで約5分、または地下鉄東西線「東山駅」⇔花山天文台間の無料シャトルバス利用。(定員制のため、満席の場合はご乗車いただけません。運行スケジュールはこちらから
※自家用車でのお越しはご遠慮ください。二輪車はドライブウェイ通行不可。

 

旧三井家下鴨別邸〈主屋二階〉 (きゅうみついけしもがもべってい しゅおくにかい)

~緑に包まれた豪商の別邸 近代の名建築~

公開期間:8月10日(木)~27日(日) (8/16・23は休館)

 大正14年に完成した、下鴨神社の南に位置する豪商・三井家の旧別邸(重文)。格調高い「玄関棟」に続く「主屋」は、南に広がる庭園と一体となった開放的な造りで、庭園には灯籠や巨石が配され、泉川から水を引いた瓢箪型(ひょうたんがた)の池が作られています。今夏は、通常公開されている主屋一階と庭園に加えて、通常非公開の主屋二階の座敷を特別公開。二階からの庭園の眺めをお楽しみいただけます。

※8/10(木)~27(日)の公開 (8/16・23は休館)となります。 (期間外は通常公開、水曜休館)

所在 左京区下鴨宮河町58番地2
アクセス 市バス205系統「葵橋西詰」下車徒歩約5分、もしくは市バス4・17系統「出町柳駅前」下車徒歩約5分
JR奈良線「東福寺」駅で京阪電車乗換「出町柳」駅下車徒歩約5分

 

上賀茂神社(賀茂別雷神社)本殿・権殿 (かみがもじんじゃ かもわけいかづちじんじゃ ほんでん ごんでん)

~国宝本殿と権殿 御神宝特別公開~

 世界文化遺産・上賀茂神社は京都最古の社の一つ。檜皮葺(ひわだぶ)きの典雅な社殿は、賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)を祀る「本殿」と常設の仮殿「権殿」が国宝、その他の41棟が重要文化財で、21年に一度の「式年遷宮」によって古式の通り忠実に修復され続けてきました。本殿(国宝)と権殿(国宝)を神職のご案内で特別参拝していただくほか「孝明天皇行幸絵巻」などの貴重な御神宝を拝観していただきます。

所在 北区上賀茂本山339
アクセス 京都駅から市バス4系統「上賀茂神社前」下車徒歩すぐ、もしくは市バス9系統「上賀茂御薗橋」下車徒歩約5分

 

下鴨神社 (賀茂御祖神社) 本殿・大炊殿 (しもがもじんじゃ かもみおやじんじゃ ほんでん おおいどの)

~太古の森に包まれた 国宝本殿と神様の台所~

 世界文化遺産・下鴨神社は京都最古の社の一つ。原生林の植生を残す「糺(ただす)の森」(史跡)に点在する国宝2棟、重要文化財53棟を含む社殿群は、21年に一度の「式年遷宮」によって古式の通り修復されてきたものです。賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)と玉依媛命(たまよりひめのみこと)を祀る二棟の本殿(国宝)を特別参拝所から間近で拝観していただくほか、神社建築としては珍しい神様のお台所「大炊殿」(重文)もあわせてご覧いただきます。

所在 左京区下鴨泉川町
アクセス 市バス4・205系統「下鴨神社前」下車徒歩すぐ
JR奈良線「東福寺」駅で京阪電車乗換「出町柳」駅下車徒歩約12分

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